何をそんなに急いで生きているのか？ 自分でもよく分からないんだ、、 とにかく何かに置いていかれそうで 焦りと不安で、苦しいんだ ゆっくり生きようと誓ったばかりなのに また焦りが始まるんだ 走って　走って　空回り いくら急いでも時の流れは一定で 時間は緩やかに流れてゆくのにね

妄想(統合失調症)回想記②～恋愛妄想へ～

国家スパイ容疑がかかっていると思い込み毎日怯えながら生活をするようになり、仕事も休みがちになっていった。そして、受かった仕事も１ヶ月程で辞めてしまう。仕事を辞めるときも、私のような人材が辞めることでこの職場が反省してよくなると意味不明な誇大妄想をしていた。 仕事を辞めてから、何故かあの面接官とテレパシーで繋がっているという妄想が始まった。それはいつの間にか恋愛妄想となり 「職場に戻ってこい」などの幻聴が聞こえるようになっていった。一日中面接官とテレパシーで会話をするう

妄想(統合失調症)回想記①～ある日突然の発症～

統合失調症は100人に1人かかると言われている病気です。幻覚や妄想、幻聴等人によって様々な症状が出る苦しい病気です…私はある日突然発症しました。まさか自分がこの病気になるとは思ってもみませんでした。症状も落ち着いてきたので、自分の記憶と向き合う為にも、回想日記を書くことにしました。 ――――――――――――――――――――――――――― 私はその日、いつも通り出社をしてパソコンに向かっていた。子供が気管支炎にかかっていて、なかなか治らないので、１ヶ月ほど夜中に起こされ、ほ

私たちの周囲のすべての存在や現象は、私たちの心が作り出したものにすぎない。仏教では世界は心が作り出すものと考え、美しい世界は美しい心にしか映らないと言い切る。明るい未来を思い浮かべる事が出来ないのは、自分の心がそうさせているんだ！！

現実は幻想である そう思って現実から逃れようとした そう思えば思うほど現実が足枷のように 絡み付いてくる 現実は現実で、 明日も同じようにやってくる 幻想ではなく現在ある実体験だ そして、現実は変化する 変化しつづけて、私を翻弄し続ける 受け入れるしかない 荒波のような今日を

精神科入院日記(92日目)～退院日

5/31 月曜日 7時起床 晴れ 今日はついに退院の日だ！この３ヶ月私はこの山間の病院でノンビリと療養しながら、ひたすら自分と向き合った。そして沢山の事を学んだ。 そして、今まで自分がいかに肩に力を入れて生きていたか？ 現実とは今しかない、過去の自分や出来事は許して忘れ、今を生きることの大切さ。 今日という日は、毎日同じではなく貴重な1日であること。 自分を受け入れ、生きているだけで凄いと誉め感謝しながら生きること。 そして同じように周りの人やご先祖様に

必死で生きようとしたんだ キミが嫌いだった訳じゃなくて どうすればいいのか分からなかったんだ 必死で毎日毎日頑張って 気が狂ってしまったんだ だから宇宙は私に暇を与えたんだ よく考えるためにね ママは存在だけでママなんだ 私は自分の存在に自信をもつよ キミのもとに帰る為に…

精神科入院日記(86日目) 退院へ向けて～

5/21 くもり 6時30分起床 あっという間に入院も３ヶ月近くとなり、今月末の退院が決まった。退院が決まってから、１日１日がゆっくりだけど、あっという間に過ぎて行く。今日も朝食、瞑想、体操をこなして、本を読む。この3ヶ月とにかく沢山の本を読んだ。そして気になった言葉をとにかくノートにメモった。(一部記載↓) ―――――――――――――――――――――――――― ①すべては良くなる ②困ったことはおこらない ③過去は思わず、今の自分に寄り添う ④なるよ

精神科入院日記(68日目)

5/7 金曜日 雨 7時起床。今日は朝から雨で体が重い。思い足取りで朝食へ。それから瞑想を行い、カウンセリングへ向かった。カウンセリングが終わり、ロビーのソファーから美しい新緑の紅葉を見ていると、紅葉の間からツバメが飛んできて、一生懸命巣作りをしていた。「ツバメは何を考えてるのかな」と隣に座っているお婆さんが言ったので「何も考えていないんじゃないですか」と答えた。「何も考えないツバメ」に比べて人間はなんて忙しいんだろう。何かしながらも、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、

精神科入院日記(57日目)

4/26 晴れ 七時起床 今日もよい天気だ。 気付けば入院も57日目となっている…今日もいつも通り朝食後、瞑想、体操をこなす。今日の午前中は、認知行動療法を受けた。自分が感じてる事を、他人の視点で見てみるとどう感じるか？という内容だった。自分一人の視点だと、どうしてもいつも同じように感じてしまうので、他の人の視点というのがとても勉強になった。それから昼食をとり「金万家の憂鬱」という、変わった本を読んだ。お金がどんどん増えて行くけれど、質素にそれを減らさなければいけ

何十億という世界の人口、夜空の星の数々、今まで生きてきた人間の数、細胞の数、宇宙の時間、、 「私」というものは本当にちっぽけだ。 でも主人公は、このちっぽけな私であり、人生というものが、私に素晴らしい体験も、美しい景色も、苦しい体験もみせてくれる。 ありがとう。自分という奇跡

精神科入院日記(48日目)

4/18 日曜日 晴れ 7時起床 今日は久し振りに子供の夢をみて、起きた。子供とサンタクロースの夢だった…きっと こどもの日のプレゼントを考えていたからそんな夢をみたのだろう。 今日は日曜日で瞑想も作業療法もないので、「心配事の9割は起こらない」という禅の教えが書いてある本を、朝食後に読んだ。その中でも印象に残ったのが、「どんな境遇も受け入れる」という項目だった。 「日日是好日」(にちにちこれこうにち) という言葉が紹介してあり、人生には晴れの日もあれば、雨