飽き性ゆえに、複数の研究テーマを抱える
ゆーです。
今日は、少し自分のことをお話ししてから本題へ…。
ボク結構な飽き性なんです。笑
何をやってても、新しいこととか、面白いことが続かないと飽きちゃう。
もちろん程度はありますよ?
数時間とか数日、ちょっとだけ触ってみて、すぐにやめるなんてことはしません。
そんな人間が、こうやって記事を書いたりできませんしね。
でも、同じことを長期間やるなら、途中途中で面白いことが欲しい。
これを、ボクは研究にも求めます。
普段仕事として研究をやっているので、さすがに「つまらんからやーめよっ」とはなりませんが、それでもやっぱり“面白い”が欲しい!
可能であれば、継続的に欲しい!
少し話がズレますが、学生時代も企業に入った今も、幸いなことに自分の研究テーマは、“全て”自分で決めさせてもらえています。
ありがたい…。
もちろん、全て自己責任にもなるので、なかなかの重みはあります。
でも、チームの方針にさえ沿っていれば、何をしてもOK。
楽しいこと、やるっきゃねぇ!!
かといって、どんな研究でも共通して、“ずっと面白いなんてこと”ないんですよねー…。
そうなった時、ボクはどうするか。
複数の研究テーマを抱えてしまうんです。
あるテーマを進めていて「行き詰まったなぁ」と思えば、別のテーマに切り替え。
個人的な感覚なんですが、どんな研究にも面白いタイミングがあります。
最初の「こんな仮説うまくいくのか?」をひたすら検討しまくるフェーズなんてのは、大好きです。
一方で、少しうまくいき始めて、実証のフェーズに入ると一気に冷めます。
その中で小さくても仮説が立てられると、まだいい。
闇雲に、戦略もなく、しらみつぶしにやる実験というのが大嫌いです。
なので、ボクは全ての研究の進捗度を統一しません。
あえてバラバラにして、途中テーマを切り替えることで“いつでも面白い”が発生するように設計します。
もちろん仕事なので、優先順位はあります。
でも、そんな喫緊の状況になるまで放置することもありません。
なので、優先すべきことを進めて、気分転換に「面白い検討をできる研究」にシフトします。
そして楽しんだら、また帰ってくる。
楽しむことで蓄えたエネルギーをフルに使って、つまらないフェーズを一気にやり過ごします。
すると、1つの研究が終わるので、また新しい研究へ。
ということは…。
また新しい仮説検証ができる!!
そうこうしてるうちに、並行して進めていた研究がつまらない段階に入っていくので、今度はコレを”新しい研究のエネルギー”で乗り切る。
コレがボクの理想のサイクルです!
そんなうまくいくのか?という疑問、ごもっともです。
でも、ボクの複数って4つとか5つなので、結構うまく回ります。
あとはですね。
5つなら、1・2・2という感じでグループに分けます。
どういうことか?
関連のある研究テーマを作ってしまうんです。
2つの研究が全く異なるものであれば、“片方を切り上げて、もう片方に取り組む”ってことをせざるをえないと思います。
でも、関連するように設計できれば、一つの実験系で2つのことを検証できたりする。
一部分を少し変えるだけで、2つの研究テーマを同時に進めることだってできる。
コレができれば、かなり効率的に進みます。
しかも検証×2なので、1度で2倍楽しい。
まぁ複数抱えることって、もちろん良いことばかりではないですけどね。笑
頭の中でうまく切り替えないと、いろんな情報が混ざります。
あとは、研究って軽いものばかりじゃないんで、検証しないといけないことが膨大な数になったり…。
いらない仕事も増えちゃったりするわけです。苦笑
ここだけは受け入れざるを得ないですね…。
ただ、最初は“飽き”から複数のテーマを抱えるようにしてましたが、成果の面でも良いことがあります。
保険をかけられる!
どんなことでもそうですが、一つのことだけに注力していた時、それが頓挫すると何も残らなくなります。
仕事では評価してもらえなくなるので、ダメージが大きい。
なので、複数を同時に進めることで、どれかが失敗しても、別のでカバーできる状態になる。
これは、仕事をする上でオススメしたいですね!
以上、飽き性人間の仕事論でした。笑
人によっては「そんないっぱい抱えたらしんどいだけ」って人もいるので、たくさんあるのが良いわけではありません。
それに、“複数抱えること”を目的にしてしまい、研究自体の意義から目を背けてしまっては本末転倒です。
なんでも、本質を見ることが大事ですから…。
ただ、「なんか1つのことばっかりやってて、毎日変わり映えもしない。つまんないなぁ。」なんて方は、ぜひ複数のテーマを持ってみてください。
最初は難しいかもしれませんが、自然とこなせるようにもなりますし、楽しくなっちゃうかも!?
検討する価値ありです!
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