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仄映ゆら
2024年2月27日 00:51
なになになに、知ってますよ、わかってる、出てこないで。 と、裏の自分に言ってる、夜。 今日、国語の授業でなんで手を挙げちゃったんだろう。とか、ルミちゃんと別れたとき、「バイバイ」のトーン低かったかな。とかいう考えが、キノコの倍速成長のように、むくむくと、湧き上がってくる。 そういう、裏の自分を、どれだけ罵倒しても、絶対、倒れないのが不思議だ。 そんな強いメンタルあるなら表に出てこい
2024年2月26日 01:35
花の匂い。メルヘンな空。はじめましての仲間たち。春って、わくわくする。 なんていう人とは仲良くできない。 春は、憂鬱。なにが、なんて考えるのにも、胸がつっかえて、吐き気がする。春なんて、春なんて。ほら、なんにもでてこない。 春はあけぼの。なんていった人とはとうてい気が合わないだろうけれど、まあでも、春はあけぼの、とするなら、あけぼのだったら、こんな気持ちになっていても、誰にも咎められな
2024年2月22日 02:18
お酒を呑んだ帰り道。ざらついていた心が、今はのほほんと潤って、ブランコ漕いでる。 けれど、家が近づいてくると、一歩、また一歩、歩くたびアルコールが、肌の表面から泡になって、空気の中へ抜けていく。重いカタマリになって、背中にのしかかる。 ああいやだ、覚めてしまう。 まだ、夜なのに……。