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詩 いなく、ない

時間が

みょーんと

のびていく

あのとき、真っくろになってくれれば、

それはそれで良かったのに


ひらひらしているらみそくたが

透明に反射している


あまりに覗きこむと

でんぐりがえってしまうと知っているけど

分かりたい

見たい

食べて、呑み込んでしまいたい

いや、のまれたいのか、も


ひだがそうさせないと

こえ、

き、


傷口はおさえるだけ

でいい、いい


流れた

かかる

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