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二十四節気七十二候の梅養生

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菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

2023.3.16
啓蟄 末候

頂き物のりんごを
焼きりんごにして食べよ
って思ってたのに、
すっかり忘れていました。

梅酒を使ったおやつをひとつ。
フライパン焼きりんご🍎

芯をくり抜いたら、
バターと素焚糖を適当に突っ込んで、
一昨年仕込んだブランデー梅酒を
溢れるくらいにかけて。

蓋をしようとしたら閉まらなかった。
ボールを逆さまにして蓋がわりにして、
弱火でコトコトと火にかける。

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桃始笑(ももはじめてさく)

桃始笑(ももはじめてさく)

2023.3.11
桃の花が咲き始める頃。

ところがここ数日の、
季節外れの暖かさに、
職場の桃の花があっという間に
早くも満開になっちゃいました。

そんな今日、
菜の花をいただいたので、
ニンニクのソテーにしました。

春は肝が乱れやすい季節。
私はこの時期、
肌にトラブルが出やすいので、
気血の巡りを良くする菜の花で
吹き出物撲滅を期待!

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

2023.3.6
一昨日(3/4)に
梅の苗を5本植えたので、
昨日は午後からしっかりと
雨が降ってくれて助かりました。

季節は啓蟄へと移りました。
春の暖かさに、
虫たちも土から顔を出す頃。

花粉症でもないのに、
頭痛、肩こり、目のかすみ、
夕方頃ののぼせ、
なんとなくイライラ。

年度末の忙しさからか、
それとも更年期か…
とも思ったけれど、
首から上に出るこれらの症状、
春の風の影響かも

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【雨水・末候】草木萌動(そうもくめばえいずる)

【雨水・末候】草木萌動(そうもくめばえいずる)

2023.3.1

草木が芽を出し始め、
生命エネルギーがみなぎる頃。
心の中のイライラの種も芽生え出す。

肝の働きをサポートする
鯖缶を使い、
市販のカレー粉に
スパイスを追加して作る
簡単薬膳カレーで解毒をしよう。

【雨水・初候】土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)*サバ缶キムチスープをつくる。

【雨水・初候】土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)*サバ缶キムチスープをつくる。

2023.2.18

二十四節気は
立春から雨水へ移ろぎました。
雪が雨に変わり、
凍てついた土が潤う頃。

気圧と寒暖差のストレスで
下半身が冷えてだるい…

そんな時には、
キムチかコチュジャンがあれば、
すぐにできるチゲスープはいかが。

常備しているサバ缶で、
環境の変化に負けるな、副腎。

【立春・末候】魚上氷(うおこおりをいずる)*味噌を仕込む

【立春・末候】魚上氷(うおこおりをいずる)*味噌を仕込む

2023.2.14

昨日、味噌を仕込んだ。

今年は夫が
少し手伝ってくれた。

大豆を煮て潰し、
糀と塩と混ぜて
容器に詰めるだけだが、
一人では
なかなかの重労働。

仲間がいると、
あっという間で
何より楽しい。

【立春・次候】黄鶯睍睆(うぐいすなく)*発酵だしの素をつくる。

【立春・次候】黄鶯睍睆(うぐいすなく)*発酵だしの素をつくる。

2023.2.9

梅畑の蕾が少し
膨らんできていたが、
まだ咲く気配はなかった。

暦の上では
立春が寒さのピークで、
立春以降の寒さのことを
残寒という。

まだこの時期は、
日中暖かい日もあるけれど、
まだまだ底冷えのする
冬のような寒さも続く。

寒さは体にとってストレスとなり、
副腎からコルチゾールという
ホルモンを出して対抗する。

このコルチゾールは、
ストレスに対してだけでなく、

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【立春・初候】東風解凍(はるかぜこおりをとく)/白梅ポン酢

【立春・初候】東風解凍(はるかぜこおりをとく)/白梅ポン酢

2023.2.4

冬の土用が終わり、
新しい1年の始まりに
NOTEを始めてみました。

今日は立春。
まだまだ寒いのに春だなんて、
旧暦だからずれているのだと
思っていたのだけれど、
実は今の暦に近いそうな。

古代中国では
月の満ち欠けをもとにした
太陰暦が使われていたが、
太陽の位置とは無関係なため
暦と季節にズレが生じてしまう。
そのため
太陽の運行をもとにした
二十四節気がつくられたの

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