ゆ み こ

東京都新宿区出身の歌い手です。 書きたい時に、書きたいことを。 恋の歌を中心に歌ってい…

ゆ み こ

東京都新宿区出身の歌い手です。 書きたい時に、書きたいことを。 恋の歌を中心に歌っています。

最近の記事

こちらの芝生も青いのだ。

人は選ばなかった方の人生に 時折想いを馳せたりしちゃうものだと思う。 『あちらの道を進んでいたら今頃どうだったかな』 いつだってないものねだりで 隣の芝生は青く見えがちだけれども どの道を選んでも その中での悦びや苦しみがあるのだろうから 今わたしが歩んでいるこの日々を 関わってくれる人達を 慈しみながら生きていく。 時に感じてしまう未練さえも 抱きしめていこうじゃないか。 自分が選ぶ道をいつだって わたしにとっての○にしていくのだ。 と思ってはいるものの とり天親子

    • 靄がかかる。

      思考でいっぱいの靄がかった頭の中は 常にごちゃごちゃしている。 想いだけがつのり過ぎると 度々独りよがりになってしまう。 「あなたの為」は一体誰の為なのか。 ぼやけた心には相手はおろか 自分自身すら映らない 大切なことが見えにくくなってしまうんだ。 いつもそうだ。 何だか頑張ろうとして心ここにあらずで 運ぼうとしたお茶も零してしまう。 周りの人達を軽やかに愛する為には 自分自身の頭や心をクリアにしておく必要がある。 重過ぎる愛情は 相手も自分も苦しめることになるか

      • 移ろいゆくもの。

        「人と人とは多面体だからね。 合わない時もあるもんですよ」 口癖のように言っていた方の言葉を 時々思い出す。 ちょっとしたすれ違いや ライフスタイルが変わったりして 様々なタイミングや気持ちの距離感が 以前とは違ってしまうことがある。 でもまた時間が経つと合うようになったり 前とは違う形になっていくのかもしれないし もう二度と戻らないかもしれない。 縁があればまた合うこともあるだろうし お互いにつながりたい気持ちがあるならば 完全にさよならにはならないだろう。 恋愛や

        • 七夕の昼下がり。

          歌い手のYumicoです。 関西での初LIVEは七夕イベントでした。 『彦星と織姫の美食酒ライブ』 @北大路La Grange お越しくださった方 配信で見届けてくださった方 素敵な空間や美食酒を提供してくださった ラ・グランヂの皆さん そして共演者の皆さん ありがとうございました!! お料理もおいしかったです。 きちんと公表してやるLIVEとしては 約1年ぶりだったみたいです。 ステージを降りてからも お客様や演者の皆さんと楽しく過ごさせて頂き 『やっとまた戻っ

        こちらの芝生も青いのだ。

          恋を歌う。

          数年前に『恋を歌う』という副題をつけた カバー中心のLIVEをやりました。 世の中には胸がキュンとしたり切なくなる恋の歌が 沢山溢れていますよね。 わたし自身もまだ何となくのイメージですが これからは恋の歌を多く歌っていきたいなと 今のところ思っています。 自分の過去を振り返ってみても 恋愛によって振り回されたり翻弄されてきて どっぷりハマってしまうと 中々自分自身のメンタルバランスを保ったり 気持ちをコントロールするのが難しく SNSで目にしたり周りを見渡してみても

          新たな地で。

          10代の頃にやっていた音楽活動を 本格的に再開して9年。 この春から新たな土地に移住して来た。 ゼロからとは思わないが ささやかながらも築いてきたものが ここでは通用しない。 また1からのスタートだ。 思えば生まれ育った東京での活動は 初めから恵まれていた。 活動再開最初のLIVEは 自身が主宰となるミニワンマンLIVEで 友人達やお店のお客様が沢山かけつけてくれたし その後も魅力的なアーティストさんとの 2マン LIVEを組んで頂いたり カフェやLIVEハウスで 単

          新たな地で。

          苦悩の中にある時。

          絶賛悩み中の時は 家族や親しい友人にも話せないものではないか。 最近改めて気付いたことだ。 「辛い時はいつでも連絡して」 「一人で抱え込まないでね」 友人達に向かって言っている癖に いざ自分が辛くなると わたし自身は中々周りに泣きつけない。 みんなそれぞれ忙しいかもしれない。 聴かされる相手も負担に感じるかもしれない。 あれこれ考え過ぎてしまうのだ。 何でもかんでも人に話してしまったり 聴いて欲しくて仕方がなかった時期 相手のことも考えず ただ自分が楽になりたいとい

          苦悩の中にある時。

          時空を超えたラブソング。

          以前ボイストレーナーとして 生徒さんにレッスンをしていた事があった。 ボイスメモの整理をしようとして 最近亡くなった生徒さん達の 過去のレッスン時の録音を聴き返してみた。 ここにはもう居ないのに 声はすぐ近くで鳴っている。 わたしにとってそれはもう 彼らから届けられたラブソングに思えた。 こうして残したものは その人が居なくなった後もずっと たった今もここに在るかのように 誰かの元で再生される。 だから居ないようで居るし もう無いようでそこに有るのだ。 在り続けて

          時空を超えたラブソング。

          それは誰の夢なのか。

          時々誰かの叶えたい夢を 自分の夢であるかのように 錯覚してしまう事がある。 応援したいと思ったり 気持ちを寄せる内に 自分自身の願いもそれであると 思い込んでしまうのだろう。 身近な大切な人である程 混同してしまいやすいように思う。 違和感をおぼえて横道に逸れてるなと感じる時は 自分に問いかける。 それはあなたの夢ですか? あなたがほんとうにやりたいことですか? あなたが叶えたいことは何ですか。 誰かを応援したいと思う気持ちも素敵なのだ。 少しでも大切な人達の力に

          それは誰の夢なのか。

          言葉が欲しい。

          目に見える形でリアクションしてくれたり ストレートに愛情表現してくれる存在は とても有り難い。 テレパシーを使えないわたしにとって 感じられないものは ないのと同じなのだから。 わかりやすいものが欲しい。 実感が欲しいのだ。 だから自分はなるべくストレートに 他人に想いや感謝を伝えるようにしている。 でも本当はいつも願っていたりする。 言葉なんてなくても 信じられる強さが欲しい。 言葉を欲してしまうのは 歌い手として 人として 必要とされ愛されている 確かな自信が

          言葉が欲しい。

          こどもの日に。

          今日はこどもの日ですね🎏 小学校内にある学童保育クラブで お仕事しているわたしは 日々こども達にパワーや癒しをもらっています。 彼らが日々安らいで健やかであるように 明るい未来を描けるような世の中を わたし達大人はつくっていかねばですね。 守ってやらないと。なんて思っていましたが はっと気付かされたり 教えてもらうことばかりです。 「先生!何でこんな世の中なの? 何でこんな日本なの?!」 訴えて来た児童に 「先生もそう思うよ。情けないよ。 でも先生は日本が好きなんだ

          こどもの日に。

          画面の向こう側のあなたを想う。

          以前は時々雑談配信をしていた。 元々はコロナの流行がきっかけで 自粛を余儀なくされて みんなが家にこもらなきゃいけなくなった中 何だか気持ちがざわざわして眠りにくい日があり 他の誰かも同じような気持ちなら 表現者の端くれとして何かやれないか? と思って始めたつもりだったが きっと自分自身が 明日に希望を見出せず鬱々としていたのだ。 寂しかったのだ。 集まってくれるみんなとのやりとりに癒され 救われていたのはわたしの方だったと感じる。 ネットストーキングにあい しばらく

          画面の向こう側のあなたを想う。

          分かち合いたいもの。

          いつまでも拭いきれない喪失感ばかり 歌に乗せていた時期を過ぎた今  別れの哀しさや寂しさよりも あなたに出会えたことの 悦びを歌っていきたいなと思う。 一緒に在れた(在れる)日々の愛おしさや尊さ。 共有したいのは生きづらさじゃなくて 共にもっと息がしやすくなるように 一緒にくつろぎながら楽しむこと。 頑張って生きてる誰かの日常に ほんの少しでも寄り添えたらいい。 みんな一人だけど 独りぼっちじゃないからね。 忘れそうになる日も 暑苦しいくらいに伝え続けていくからね

          分かち合いたいもの。

          書くことが好き。

          こどもの頃から文章を書くのが好きだった。 今でも印象に残っているのは 小学校高学年の頃の担任の先生との 日記のやりとりだ。 確か毎週日記を書く宿題だったのだが 好きなテーマで自由に書いてよかったので 観に行ったサーカスのこと TVのニュースで観たスポーツ選手の事故について 赤い実がはじけた(一目惚れした)日のこと 様々なことを題材にしていた。 調子に乗っていつの間にか挿絵まで描いていた。 先生は毎回丁寧にお返事を書いてくれて それを読むのもとても楽しみだった。 当時

          書くことが好き。

          拗らせ女より愛を込めて。

          メンヘラと言われてイラッとしちゃう話。 知っている人にならまだしも わたしの発信を目にした大して知らない他人から 不安定だけど大丈夫か。 メンヘラだけどビジネスできるのか。 みたいに言われることがある。 何も知らない癖に余計なお世話じゃ!!と思って 何だか腹を立てていたのだが わたしの文章を読んだら 所謂メンヘラだと思われるよなぁ。 客観的にみてもそうだよなぁ。 痛々しいアラフォーだと思われるのか。 と思い直した。 そういう文を書いているってことだ。 他人に何か

          拗らせ女より愛を込めて。

          曲ができた。

          久しぶりの新曲『この夜はブルー』ができた。 できてからずっと頭の中で歌っている。 とても気に入っているのだ。 わたしはいつも歌いたいテーマの詩を書いて ユニットの相棒に渡すだけだが 今回は出来上がったメロディに関しても 歌いやすいように自分の希望を取り入れてもらい より共作感を感じられたなと思う。 彼がつくるメロディの色合いや ことばの世界が昔から好きだ。 自分達が『好きだ』と思えるものができた時 わたし自身が心底納得いった時 他の誰かの意見はあまり関係ないのだと気付

          曲ができた。