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書くことが好き。

こどもの頃から文章を書くのが好きだった。

今でも印象に残っているのは
小学校高学年の頃の担任の先生との
日記のやりとりだ。

確か毎週日記を書く宿題だったのだが
好きなテーマで自由に書いてよかったので

観に行ったサーカスのこと
TVのニュースで観たスポーツ選手の事故について
赤い実がはじけた(一目惚れした)日のこと

様々なことを題材にしていた。
調子に乗っていつの間にか挿絵まで描いていた。

先生は毎回丁寧にお返事を書いてくれて
それを読むのもとても楽しみだった。
当時流行っていた交換日記のようなものだったな。

「ゆみちゃんは哲学的だったり詩的なので、
将来小説家になるかもと思っています」

そんな言葉も戴いたり

家族からも
「ゆみこは文章を書く才能がある」
と言われ

親バカのような発言に乗せられて
気を良くしたわたしは
そのまま文章を書くのが好きになった。

でもこれには本当に感謝している。

恩師や家族はいつも褒めてくれて
そこでわたしの自己肯定感が
育まれていったのだと思う。

その満たされた気持ちで
色々なことに挑戦する気持ちが芽生えたのだろう。


家族はわたしの当時の日記帳を
長年ずっと押し入れに保管していてくれていた。
大切な宝物のように扱ってくれ
時々読み返していたというのを
だいぶ歳を重ねてから知った。

わたしも彼女達のように
誰かに自信や勇気を与えられる存在であれたらな。

文章の勉強もしていないし
上手だという勘違いは今はしていないが
書くことが好きだなと思っている。

自由気ままに
自分の好きを大切にしていきたい。

願わくばそれが
向こう側に居る誰かの"好き"にもつながったら
嬉しいなと思っている。

読んでくださったあなた
ありがとうございます。



ゆ み こ



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