時空を超えたラブソング。
以前ボイストレーナーとして
生徒さんにレッスンをしていた事があった。
ボイスメモの整理をしようとして
最近亡くなった生徒さん達の
過去のレッスン時の録音を聴き返してみた。
ここにはもう居ないのに
声はすぐ近くで鳴っている。
わたしにとってそれはもう
彼らから届けられたラブソングに思えた。
こうして残したものは
その人が居なくなった後もずっと
たった今もここに在るかのように
誰かの元で再生される。
だから居ないようで居るし
もう無いようでそこに有るのだ。
在り続けてくれる気がするのだ。
そんな事を改めて感じさせてもらった。
ありがとう。
読んでくださったあなたも
ありがとうございます。
ゆ み こ
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