見出し画像

YUM流・指導未経験の単元を教える準備術

新年度が間近に迫り、先生方はその準備でご多忙かと思われます。
そんな中でも新年度の授業準備は必須。
特に若手の先生に当てはまることですが、今まで教えてことのない分野の授業をこれから担当されるという先生もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、そうなった時に私がどのように準備をしてきたかをご紹介。

まずは手書きでノートをとる

近頃はICTを使った授業が盛んになってきています。
また、特に若い先生の中でICTを駆使するためにスライドを作る姿を頻繁に見かけます。
しかし、私の場合は板書で授業を行うのが基本のスタイル。
ただ、ややこしい図や写真を使って解説する場合は、パソコン・iPad・プロジェクターを使っています。
最近では生徒とのコミュニケーションツールとしてロイロノートも使っていますが。

それはさておき、私が授業の予習&板書計画をする際、必ずノートにざっくりとまとめています。
なぜなら、自分自身の思考が整理でき、板書内容とその順番、生徒がノートやプリントなどに書くスピードをシミュレーションできるからです。
しかも、これは指導計画にもなります。
一度ノートをとってみると、こんなところで応用できました。

  • 教える内容が先生ご自身の頭に残りやすい。

  • プリント・スライドの構成がスムーズになり、高速で作ることができる。

  • 板書するもの・背景知識・プロジェクターで映すことなどを区別できる。

私の場合

私の授業では最近はプリントを作り、それを生徒に配布しています。
そのプリントは私が事前にとったノートをベースにしています。
また、板書についてもプリントとほぼ同じレイアウトで行っています。
こんな感じで。
(間違ったことが書かれていたらごめんなさい)

もとの手書きのノート
プリントに起こしてみました

ちなみに私の授業プリントの作り方についてはこちらの記事でご紹介。

お断りしておきますが、ノートまとめとプリント・スライド作りの二度手間になりますので、最初は準備に時間がかかります。
しかし、最初に手書きのノートを作っておくと、上に述べたような利点はあります。
各先生で授業準備のしかたは異なると思いますが、ご参考までに。

ご意見・ご質問・ご感想などはこちらへ

ご意見・ご感想・ご質問等がございましたら、この記事の一番下のコメントフォームや、下のメールアドレスにお寄せください。
info@yum-labo.com

また、もしも授業づくりや運営でお困りの際は、私が経営している「理科教育力向上ラボ」でご相談を承っています。
必要がございましたらこちらのHPにアクセスしてみてください。
※ページの右上にある「お問い合わせ」をクリックすると、お問い合わせフォームが出てきます。
ご相談内容をご記入の上、ご遠慮なくお送りください。

理科教育力向上ラボHP

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?