愛嬌最強説②
愛嬌で大事なのは、まず、「正直でいること」。そして、次に大切なのは、「褒めること」。
当たり前のことを言っていると思う方は、最後の「つまり」まで飛ばして読んで欲しい。褒めることには、それ以外の意味があるから。
人間は認知されたい生き物なので、誰だって褒められたいし、認められたい。例え、一つ一つの行動の原動力が「認められること」でなかったとしても、結果として誰かに褒められるのは嬉しいものだ。
褒めると言っても、上から目線で部下を讃えるようなことではなく、相手が上司であれ、部下であれ、恋人・友達であれ、「すごい」「羨ましい」「真似したい」という部分を見つけること自体が肝要である。むしろ、自分ができていない点を見つけるという意味では下からの目線なのかもしれない。
(脱線するが、下から・上からとかの優越をつけると、息苦しくなる。私は、頭がいい人をすごく尊敬しているので、頭がいい、の指標として「学歴」に重きを置いていた。人の価値はそれだけではないことに気づいたことは、私の中では大きかったので、その話はまた今度書きたいと思う。)
「すごい!どうやって?真似したい!!」を発見する。
→素直に教えを乞う
→相手も気持ちよく教えてくれる
→自分のスキルも上がったり、情報を得たりする事ができる
+相手にとって心地の良いコミュニケーションが展開されるので、人間関係も良好になる
さらに、この一連の流れだけでなく、関連する新たな情報が相手に入れば、自然とそのことを報告してくれるだろう。まさに正の連鎖が起こる。
ここで言いたいのは、
誰でも彼でも、何でもかんでも、無闇やたらと褒めれば良いわけではない。
ということだ。
私の大切にしている、「愛嬌」は単にその場限りのコミュニケーションテクニックではない。相手を観る目だけでなく、自分を観る目も必要なのだ。
…その人のどこが優れていて、どういう所を自分が尊敬しているのか。
…自分はどういう人間になっていきたいのか。
つまり、自分は何を求めているのか。何に価値を置いているのか。そういうことを打ち出していくのが大切だと思う。一つ目のキーワードの「正直でいること」につながっていくのだが、自分の気持ちに正直であることが愛嬌のある人間の特徴だと思う。悔しい、負けたくないという感情をも含めて、素直に、相手のすごい所を認め、それを正直に「すごいですね、羨ましい」と声に出せば良いのだ。
自分の心にも正直になることが大切。
愛嬌の2つ目のキーワードは「褒める」。
ゆん
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