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OTA YUKI
2022年3月28日 00:26
春の陽気。陽の当たるオリーブ畑は、暖かいというより、むしろ、暑いくらいで、日中の温度は、20度を超えている。「そうそう、IGPの申請は6月までだからね。」先日からお世話になっている、役所のお助け機関のシニョーレが、そう、言ってくれた。IGP(イー ジー ピー)Indicazion Geografica Protetta日本語で言うと、「保護指定地域表示」というのだそう
2022年3月21日 00:13
ようやく、春めいてきた。なんとなく、オリーブ畑に目をやると、視界の片隅に、ピョンピョンと動くものがいて、何かと思って、よく見るとそれは、野ウサギだった。写真に収めようと、近寄ったら、当たり前だけど、ピョンピョンと遠くに行ってしまった。その日は、オリーブ畑のある地方の、公的機関へ出向く予定だった。イタリアには、いろんな公的機関があって、それらの手続きをお手伝いしてくれる団体
2022年3月14日 00:24
そろそろ、剪定をお願いしたい…と収穫をお手伝いしてくれたモロッコ人にお願いしたら、一週間のうちに、全部の剪定をやってくれていた。本当は、少しは自分でやってみたかったのだけど、彼らの都合もあるし、こちらの都合もある。慣れないうちは、オリーブの木を傷つけてしまったりするだろうから、ここは、手慣れた彼らにお願いするのが筋だと、思うことにした。今年のオリーブオイル作りは、こうして、スター
2022年3月7日 00:08
週末は、オリーブ畑へ出向く。先週も、今週も、あまり様子は変わらないのだけれど、そろそろ、剪定の時期を具体的に考えなくてはならない。昨年、収穫を手伝ってくれた収穫隊のボスはモロッコ人で、近くの大きなワイナリーが所有するワイン畑やオリーブ畑も、彼が取り仕切っている。春から秋まで、イタリアのそれぞれの畑仕事を終えると、ゆっくり休むイタリア人とは対称的に、今度は地元のモロッコに帰って、