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『時間がない』はただの言い訳!

語学習得において一番よく聞くフレーズ
『時間がないから勉強できない』
果たして本当に「時間」が問題なのだろうか。


日本語レッスンでの出来事。
メキシコ人の生徒さんとドイツの時差はマイナス7時間。
彼とのレッスンは、毎回メキシコ時間の早朝である。
前回、彼は仕事場に向かうタクシーの中からビデオ電話をかけてきた。
移動する車内から、メキシコの街を画面上でも映してくれて、まるで自分も旅をしているかのような気分になった。


いまや、誰もがスマホを持ち歩く時代。
スマホで、どんな情報も簡単に調べられる。
海外にいる人とも、無料で通話できる。
一昔前に比べて、語学を勉強するための素材が山のように手元にある。
こんな便利なものを使わない手はない。


私のメキシコ人の生徒さんのように、通勤途中のすきま時間に
9000キロ以上も離れた場所にいる先生と気軽にレッスンができるのだ。
『時間がない』は、本当に勉強ができない理由なのだろうか。

学びというものは、学校でのみ行うものではない。
勉強というものは、勉強机に座ってのみやるものでもない。
通勤電車の中、家事の合間、いつでも、どこでも学習することは可能である。

長い時間を取るは必要ない。
少しの時間を繰り返し続けるほうが、よっぽど効率が良い


『時間がないから勉強できない』と口癖になっている人は、もしかしたら『目標がないから勉強できない』のではないかと思う。

語学習得において、「目標」を持つことはとても大切。
しっかりとゴールさえ設定できれば、自分にあった方法が見えてくる。
そして何より、やる気が湧いてきてモチベーションが高まるはずだ。
「時間が…」と言い訳する前に、まずは自分のゴール設定をしてみるといいだろう。

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