Yuko@香港

海外在住歴14年。香港在住。1女2男の母。

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海外在住歴14年。香港在住。1女2男の母。

最近の記事

お弁当作りのやる気をあげる方法

今週(2020.11.23)から、y1-y3の子どもたちは休校になり、再びオンライン授業。 我が家の次男も漏れなく家こもり。 ハイキング日和の晴天続きで、くう〜っとなるが、致し方ない。ネイティブの英語を無料で聞き続けられるチャンスだと思って、息子くんに付き添うオンライン生活です。 昼ご飯は、朝、上二人プラス友達分のお弁当を作るついでに次男のお弁当も作ってしまいます。 そういえば、子どもがお弁当を食べる様子って見たいけど見たことがないなと気づき、この機会に、蓋を開け

お弁当作りのやる気をあげる方法

    Live zero HK

    香港に、Live zero というお店がある。どんなお店かは私が説明するよりも検索して調べてもらえたらひと目でご理解頂けるかなと思う。 もともとは環境問題への意識が高い長女が教えてくれたのだけれど、私も虜になっていて、ここに行くといつも良い刺激をもらい、視野が広がる。 今日は、コンディショナーの補充目当てで行ってきた。 必要な分だけ量り売りで購入できる仕組みになっていて、 ポンプを押したり、計量したり、 購入するまでの手を動かすプロセスは、子どもにとっても楽しい。ジェリー

    今香港にいて感じていること②

    香港の歴史を学び直して得た知識と、この地で実際に過ごし肌で感じてきたことを摺り合わせることで、ようやく長年の問いに自分なりの答えを見つけることができた。 その問いとは、なぜ私はこれほどまでに香港に魅せられてきたのか?である。 多くの人がそうであるように、私が香港に来て真っ先に感じたのは、“自由”だった。日本と同じ民主主義、資本主義ではあるが、なんとなく異なる種類の“自由”を感じた。(後半は半民主主義になったが) 初めは、お金があるゆえのゆとりから表れるものかと思っていた

    今香港にいて感じていること②

    今香港にいて感じていること

    国安法が今日から施行された。 昨日の可決されたという速報には、ショックを受けてかなり落ち込んだ。そして今日の午後飛び込んできた、独立と書かれた旗を持っていた男性が逮捕されたとのニュース。 見せしめ、脅し的な逮捕とは分かっているが、本当に施行されたんだ、もはやここは大陸と同じなんだと思った途端、香港が終わってしまったような暗澹たる気持ちになった。 自由と自立の国で生きてきた人たちが、ある日突然、理不尽な理由で叫びたいことが自由に叫べなくなった。日本人の私ですら、この件でS

    今香港にいて感じていること

    106歳の香港人のおばあちゃんに学ぶこと

    週に2-3度、香港人のご家庭に夕飯を作らせてもらっているのですが、そのご家庭のご主人のお婆さまが106歳になられたそうです。 そのお婆さまの食生活をお聞きすると、毎日新鮮な食材で、調味は塩か醤油のみ、100歳越えても魚かチキンを食べ、毎日広東風スープを飲み、週末は毎週ご家族と食卓を囲んで過ごしておられたと。 食のあり方ここにありだなあと、畏敬の念を覚えます。 丁寧に生きるとは丁寧に食べること。 香港に住んですぐにはまったく分からなかったこの国の健康長寿の理由が、くっき

    106歳の香港人のおばあちゃんに学ぶこと

    ジャンクフードの扱いに迷っているお母さんに伝えたいこと

    先日、子どもが映画見ながらポテチ食べたい、と言ってきたんです。その時湧き上がった自分の気持ちが、数年前のものとまったく違ったものだったことに気がつきました。 数年前「ええええポテチー。たべてほしくないなあ。」など言いながら言葉を濁らせ、買わない。 今「オッケー、映画とポテチ、最高やんね!」 同じ人間とは思えない、この言葉の違い。 どちらの方がハッピーかと言ったら、もちろん今です。子供にとっても、私にとってもハッピーです。 こう思えるようになったのは、香港人の生活から

    ジャンクフードの扱いに迷っているお母さんに伝えたいこと

    東京から香港へ戻る途中。空が青い。胸が震えるほど美しい自然。こんな空の旅初めてだった。

    東京から香港へ戻る途中。空が青い。胸が震えるほど美しい自然。こんな空の旅初めてだった。

    子どもにはどんどん決断の機会を

    今改めて思い返してみると、我が家のあの非常事態時には、子育てや人生のヒントになることがあまりにも多く詰まっていたので、懲りずに話のネタに。 無事意識が回復し、検査入院の結果、心臓も脳も体のどこも悪くないということが判明した夫。 退院できる日も近くなってきたある日、主治医の先生が病室に大事な話をしに来た。 今回は100万分の1の確率で、運良く何の後遺症もなく助かったけれど、また同じことが起きた時、同じように助かるかどうかは誰にも分かりません。医者としては、もし同じことが起

    子どもにはどんどん決断の機会を

    子育てで大事なことはただ一つ

    将来の心配、先が見えない不安に苛まされて、 心配だから準備する。心配だから我慢する。 漠然と、何かあったときのために、という不確かな備え。 この準備、やってもやっても終わらない。いつまでたっても安心できない。 家族の健康が心配だから、子どもの将来が心配だから、まともな大人になれるように、大人になってお金に困らないように、あれしてこれして、あれ食べてこれ食べて。 “将来のための準備“という名の元の、“ただの押し付け”。 たちの悪い保険屋か。 私はある日、全部、自分

    子育てで大事なことはただ一つ

    若い頃の苦労は買ってでもしろ、は正論だと思う

    1月末に慌てて香港から逃げるように日本に帰ってきた。以来、早くも3ヶ月経過しつつある。 私たち一家は、夫の海外赴任で14年前に家族で日本を発った。 毎年私と子どもたちは、夏の3週間と年末年始の2週間、合計1ヶ月ほどを日本で過ごしている。 とはいえ夏は、夫は仕事の繁忙期で滅多に帰れなかったし、年末年始は食事会など予定がぎゅうぎゅうで慌ただしい。 こんなに長く家族そろって日本でゆっくり過ごすのは、まさに12年ぶりの出来事である。(12年前のことは後ほど書くことにしよう。)

    若い頃の苦労は買ってでもしろ、は正論だと思う

    我が家の非常事態時のハナシ

    今ここにある幸せな生活は、いつまでも続くわけじゃない。人は自分の意志なんて関係なくいきなり理不尽にも命を失ってしまうことがある。愛する人と過ごせる時間には限りがあることを痛感した日のこと。 いつか何かの形でこのことを残しておかないととずっと思い続けていたのだけれど、育児に追われて纏まった時間をなかなか持てずにいた。あれから12年。自分にとことん向き合い、ようやくあの出来事に自分なりの意味を見出した今、書く勇気ができた。 noteという、書くことにおいてど素人の私にも、公に

    我が家の非常事態時のハナシ