106歳の香港人のおばあちゃんに学ぶこと

週に2-3度、香港人のご家庭に夕飯を作らせてもらっているのですが、そのご家庭のご主人のお婆さまが106歳になられたそうです。

そのお婆さまの食生活をお聞きすると、毎日新鮮な食材で、調味は塩か醤油のみ、100歳越えても魚かチキンを食べ、毎日広東風スープを飲み、週末は毎週ご家族と食卓を囲んで過ごしておられたと。

食のあり方ここにありだなあと、畏敬の念を覚えます。

丁寧に生きるとは丁寧に食べること。

香港に住んですぐにはまったく分からなかったこの国の健康長寿の理由が、くっきりと見えてきました。

新鮮な食材を用いることで調味をシンプルに。スープを毎日欠かさず。人と楽しく食べる。家族そろって食卓を囲むことを大切にする。

香港では当然のものとして浸透している食のあり方には、私たち日本人の食生活を考え直したり、より豊かにするヒントが詰まっていると思えてしかたがありません。










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