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ビタミンCから

先日午後3時ころ、路地にある飲料水の自動販売機前でオロ○○○Cを飲んでいる小学5年生くらいの子を見つけた。

自転車でサッと通り過ぎてしまったので、

「オロ○○○C、好きなの?」

「炭酸入ってるし、スッキリするよねー。」

などと

知らないおばさんから急に話しかけられたら驚くだろうから、会話をしたわけではない。

が、小学生が飲んでいるのに少し違和感を感じた。

私はオロ○○○Cといえば、ビタミンCの入った滋養強壮剤と思っていたので、大人が飲むものと解釈していた。


私も仕事をしていた頃の残業続きの時、駅のホームの自販機で買って、「えい❗️」って元気を注入して出勤していたような気がする。


調べてみたらオロ○○○Cは、ビタミンCと、カフェイン、糖分が入った炭酸飲料らしい。

ビタミンCは、免疫力を高めて、骨を作るコラーゲンの元になるし、カフェインは、覚醒作用があるだろう。

小学生が飲んでも、まぁ悪くはないし、この味が好きっていう場合もあるかもしれない。


でも、おやつがわりに飲んでいたとすると、もう少しお腹にたまるものを取ってほしいかな。

そうは言っても、私は炭水化物や糖質は取り過ぎると眠くなる。

「やる気を維持するためには、交感神経の働きを低下させないようあまり糖質を取り過ぎないでね」とメンタルクリニックの先生からもいわれたことがあった。


あら、ビタミンC入りの飲料水の話でした。

その小学生はこれから塾に行く前にカフェインを取って、覚醒して集中力を高めるために飲んでいるのかなぁ。

友達から「頭がスッキリする」とか聞いて試してみた、というのも考えられる。


そう言えば高校生の頃、親も医師で医学部目指している同級生が、眠気を覚まして集中力を維持するためにちょっと強い薬を飲んでいるらしいという噂があった。

私などたいして周囲からの期待もなく、早く自立してほしい、というのが親の願いだったので、受験のためにそこまでやるのかと、感心してしまったことを覚えている。


まぁ、いろんなことが思い出されて、、、。


昭和生まれの田舎育ちの私は小学生時代といえば、ありあまる時間の中、ソロバン塾のカバンを持って、あちこちの友だちの家を遊び歩いていた。



今は本当に選択肢が広がり、情報もあふれているので、大切なもの、必要なものを見分けるのが難しい時代だなぁと思う。


けれど、人生の長い道のりを考えると、子どもの時に本当に大事にしてあげたいものは何なんだろうか。

大人はそれを見誤ってはいけないだろうなぁ。

と、時代の流れに取り込まれそうになりながらも、先を見通す力を持ちたいと年齢を重ねた今でも思う。

などなど、オロ○○○Cから、あれこれ妄想?空想?していた秋の夜長でした。


◎今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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