秋ナスでイタリアン ナスのフンゲット
秋ナスの季節。
そろそろ終わりに近いですね。
今のうちにと思いナスをたくさん買いました。
まずはフンゲットを作りたいと思います。
「フンゲット」とは南イタリア・ナポリの名物料理。
調理して茶色くなったナスがきのこのように見えることからフンゲット(funghetto)と呼ばれるそうです。※きのこフンゴ(fungo)の縮小辞。
ナスを素揚げしてトマトソースと絡めるというシンプルなお料理です。
ナスとトマトの組み合わせは相性抜群、まさに最強。
このフンゲット、だいたいは前菜や付け合せとしていただきますが、
パスタにすることも。このパスタがまた最高に美味しいのです。
もちろんブルスケッタやパニーノの具材としてもよいです。
このように色んな楽しみ方ができるのもこのお料理の魅力ですね。
今回紹介するレシピは、上記のように複数回楽しんでいただく前提でやや多めの分量となっています。
多すぎるようでしたら半量で作ってみてください。
「夫の料理シリーズ」でもポテト入りのアレンジでフンゲットを紹介しています。
材料
・ナス 大きめ 5本
・揚げ油 適量
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
・オレガノ 少々
・ニンニク 1かけ
・塩 少々
トマトソース
・ホールトマト缶 1缶
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2
・ニンニク 1かけ
・塩 小さじ1/2
※トマト缶はカットや濾したものでなくホールタイプを推奨。
使用されるトマトの品質を考慮するとホールがおすすめ。
※お好みでフレッシュバジル10枚もしくはバジルペースト大さじ1を加えても。
作り方
1.トマトソースを作る。
トマト缶の中身は濾して種と皮を除く。← こうすることで苦みや雑味のないソースに仕上がる。
ニンニクはみじん切りにする。(トマトソース用と後で使う方と一緒に切っておくとよい)
小さめの鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ強火にかける。オイルがふつふつとしてきたらトマトを加える。1分経ったところで塩を加え、弱火にして9分煮たら出来上がり。
↑ トマトを濾したもの。
2.ナスは長さ5~6㎝ほどのくし切りにする。これを油で揚げる。
↑ やや大きめのくし切りに。
↑ 素揚げにします。
3.フライパンを強火にかけオリーブオイルを熱し、オレガノとニンニクを加え、2の揚げたナスを加えて塩を振る。軽く火を通したら1のトマトースを加えて火を弱め、3~4分煮込んだら出来上がり。
※お好みでバジルを加える場合は、最後火を止めてから加えること。
↑ フライパンで、
↑ トマトソースを合わせて。
↑ 出来上がり♪
↑ キノコに見えるかな?
それはともかく美味しそう♪
↑ ナスがトロッと、トマトソースと絡んで♪♪
たっぷりできましたので、まずは前菜や付け合せとしていただいて。
お洒落アペロにもいいですね。
そして翌日パスタにするのがおすすめ。
もちろん順番は逆でもかまいません。
またはパニーノを作ってお弁当にしても。
ここで一つ和のアレンジ、「秋ナス丼」を紹介します。
2人分。
用意するのはこのレシピで素揚にしたナス3本分、オリーブオイル大さじ1、スライスした玉ねぎ1/2個分、みりん、しょう油、水を各40㏄。卵2個。
フライパンにオリーブオイルを熱し玉ねぎを軽く炒めて、素揚げナスを加える。みりん、しょう油、水を加えて、卵を2個割り入れる。ふつふつしてきたら火を弱めて3分程煮込む。これをご飯をよそった丼にかけて、小ねぎをちらしたら出来上がり。
↑ 卵が崩れないように、そっと割り入れて。
↑ 甘じょっぱい味付けの秋ナスとポーチドエッグ。
これをご飯にのせて小ねぎを散らして召し上がれ♪
ナスのおいしい季節に。
たくさん作って、アレンジも堪能して。
ぜひお試しください。
今日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた。
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