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「性別「モナリザ」の君へ」(マンガ)に影響されて、モナ・リザの絵を見に行ってきた!(ただし日本国内)

先日、「性別「モナリザ」の君へ」(マンガ)のレビューをこちらに書きました(実は、私の「性別決定」(男性ホルモン補充療法や、性腺刺激ホルモン補充療法をやめる)に影響を与えたマンガの1つだったりするので)が、その後、どうしても、「モナ・リザ」の本当の絵が見に行きたくなって、でも本物が所蔵・展示されているのはフランスはパリのルーヴル美術館だしなぁ、さすがにそんなところには気軽にいけないしなぁ、と悩んだ挙げ句、

じゃ、陶板模写(陶板にそっくりに似せて作られているもの)でもいいや!となり、

陶板模写で、日本での絵画の聖地(日本一高い入館料とも言われるけど、めちゃくちゃ広いし、展示品数も非常に多いので、十分だと思う)な、

日本国内の徳島県は鳴門市、あの鳴門の渦潮や鳴門海峡大橋で有名なところですが、そこにある「大塚国際美術館」に行って、「モナ・リザ」を見てきましたので、その旅行記を。
(なお、日本国内でもそんなにひょいひょい行けないよと言う突っ込みはあるでしょうが、私は日本国内ならひょいひょい行っちゃう人なのです。)

まずは「性別「モナリザ」の君へ」は

これについては、順次レビューを書いていきたいと思いますが、SF漫画作品で、人間は、無性別でうまれ、12歳頃に男女どちらかに傾いた方に、男女として変わっていく世界で、18歳になっても性別が決まらなかった(わかれなかった)主人公と、それを取り巻く友人の、友情や恋愛のお話しで、最終刊8巻が今年(2022年)のはじめに刊行されています。そこで、ようやくその主人公も、性ホルモンを投与しなくても大丈夫なレベルで性別決定が出来、そしてその性別は本人の望み通りであったようです(この、男女どちらものパターンにつき、2022年秋にマンガが刊行されるようです)。

このマンガ、最初はアセクシャルに関するものとして読み始めたのですが(性別を持たない→性的欲求を持たない→恋愛感情を持たない、主人公が描かれている)、ところがどっこい、性別について深く考えさせられるものでした。

なぜモナリザか、それは、先日アップした1巻レビューと、あとできれば本書も手に取って頂きたいところ。

「大塚国際美術館」に到着、そして入館

で、「性別「モナリザ」の君へ」で影響を受け、「モナ・リザ」の絵が見たいけどパリのルーヴル美術館はちょっと遠すぎる、というわけで、徳島県鳴門市にある陶板模写(ニセモノですけどね)の美術館、大塚国際美術館に行ってきたわけです。

行きの行程はまた別のnoteに書かせて頂こうと思っていますが、無事「大塚国際美術館」に到着して、チケット購入。
なお、私は障害者割引で、当日券の半額の値段(それでも1500円オーバーだからさすが日本一高い美術館)ですが、一般の大人の方は3千円超えてきますのでご注意を。あ、公式Webサイトから、前売り券を買えば多少安くなったり、あと近くのホテルに泊まられるようでしたら、ホテルのフロントで多少安いチケットを売っていたりしますので、ご活用を。

障害者割引なので「一般(割)」と書かれたチケットです。あ、障害者割引は3障害(身体・精神・知的)で使え、残念ながら指定難病はダメみたいです。

で、「世界の名画に出会える美術館」の名の通り、本当に世界の名画に出会えます。ただし、陶板模写なのでニセモノといえばニセモノですけどね。

入館すると、まずは長ーいエスカレーターがあります。これ、車椅子やベビーカーの方は使えないため、その場合は裏手に回ってエレベータを利用することになるそうなのですが、その裏手がまた遠くて、どうしてこんな作りになっちゃったんだろ状態ではあります。

そのエスカレーターをのぼりきると、いきなり右手にミュージアムショップ、なんかミュージアムショップ見るともう終わりのような気がして帰りたくなるのですが、まだまだこれから。で、ミュージアムショップの入り口で音声ガイド借りられるので、堪能したい方は借りるが吉。

私も絵画を堪能したかったので、借りました。

広い!広い!大塚国際美術館

とにかく広いです、大塚国際美術館さん。電車に乗り遅れたのでタクシーに乗ったときに、タクシーの運転手さんからお聞きしたのですが、全行程4kmあるそうで、普通に早足で歩くだけでも1時間はかかる計算。そこにゆっくり美術鑑賞をしながらですから、さっと見たつもりでも、結局4時間少しかかりました。広いです。さすが日本一高い美術館、広さも尋常じゃありませんでした。

結婚式を挙げちゃう方も居る大塚国際美術館

あとなんと、絵画に囲まれた「スクロヴェーニ礼拝堂」(のコピー)でなんと結婚式まで挙げられてしまうというすごさ。ちょうど行った日に、「スクロヴェーニ礼拝堂」(のコピー)で結婚式があり、途中から入場制限が行われていました。
「スクロヴェーニ礼拝堂」(のコピー)はこんなところ。

ちゃんと結婚式を執り行う旨の告知が入り口に。私も来月(2022年7月)、ソロフォトウェディングで(独り身だけど)ウェディングドレスに身を包むので、時間を調整してウェディングドレス姿の花嫁さん見に行けば良かった。

そう、「システィーナ・ホール」(最初の聖堂の写真)で、フラワーシャワーがあって、そこでウェディングドレス姿の花嫁さん見られたんですよね、フラワーシャワー参加したらよかった。

本当に世界の美術品(のコピー)で楽しめる美術館

で、肝心の、「モナ・リザ」の絵の前に、いろいろまた絵を見て回りました。総距離数すごいので、杖をついているとは言え足痛いです。

最後の晩餐の絵だったり、
はたまた、「フランダースの犬」でおなじみ、モネ(犬じゃない方w)が見たかった絵があったり(名前ど忘れw)

肝心の「モナ・リザ」の絵へ

そして、「フランダースの犬」の犬じゃない方wの見たかった絵はうえのかも知れませんが、私が見たかった絵は「モナ・リザ」の絵。それもマンガに影響されてと言う単純さ。
では、その絵の前についに。

ついでに反対側からも

その、「性別「モナリザ」の君へ」のマンガに書かれていた謎についても、よく見てみて、うんなるほどなと(詳しくはマンガ見てね)。
性別について考えさせられる絵ですね、確かに。あとは、多くは語るまい。でもぜひ一度は本物を見に、フランスはパリのルーヴル美術館行ってみたい。

と言うわけで、ニセモノですが一見の価値あり

というわけで、大塚国際美術館、結構侮れなかったです。広さや作品数もさることながら、ニセモノ(陶板模写)であることはわかっていますが、でもやっぱり作品に圧倒されます。
美術館なら写真撮影アウトですが、ここは写真撮影OKなのも嬉しい(作品単独はどうやらダメぽいので、説明書きと一緒に撮るようにはしましたが)。

こんな感じで、作品数もすごいです。徳島空港から直接向かえるバスも出ていますので(本数は少ないけど)、ぜひ行ってみてください。

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