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【詩】風の時代 蝶への贈りもの

蝶の身につける繭は

肉体とエーテルと

未確認の物質/エネルギー

蝶の身につける繭は

行動と気づきと

未確認の言葉/エネルギー

誰も何も気づかなくても

蝶は気づいている

自身が身につけた繭のことばを


蝶の身につけた世界を楽しむ

今日の蝶よ


蝶の身につけた世界を愛する

今日の蝶よ


蝶への贈りものは生きること

生きることそのもの


蝶は無条件で自らを愛している


愛の繭で自らを包む

今日の蝶よ


魂の繭で自らを包む

今日の蝶よ


繭から生まれ出る

今日の蝶よ。





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