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つれづれエッセイ

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創作関連覚書だけど、おそらく書評とかネトフリ感想とかも入ってくる、そういったもののまとめ。
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2022年12月の記事一覧

堅実であれ

堅実であれ

この数年は仕事に関して堅実なほうがいい。

というのも、あきらかに異次元金融緩和に関しておかしいからだ。情報戦が行われているかんじがする。この数年は堅実であったほうがいい。仕事やめるとかいきなり言うな。かなり見込みがあるとき以外は転職すんな。兼業でもいいじゃあないか。みたいに老婆心ながらの苦言を言いたくなるんだが、それも、わかんないしなー。個別の案件であっても、わからない。未来のことだから。運もあ

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自意識と包摂

自意識と包摂

自意識と聞くと【自意識過剰】という言葉を一般のひとは思い出すと思う。悪い意味だ。自分のことが他者から見られていると驕っているかんじか。文学評論では【自意識が高い】と【自意識が低い】という言葉があって、いい意味とか悪い意味とか関係なく、その状態を表す。

【自意識が高い】ひとから自分が客観的にどう見られているか計算する能力が高い

【自意識が低い】ひとから自分が客観的にどう見られているか計算する能力

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心身症

心身症

今年はストレスで体を壊した。

いや、ストレスで、というと落ち込んだりしたっぽいんだけど、そういうのがまったく無く、どちらかといえば元気だった。当時は、まだ大丈夫だろう、なんとかなる、と思っていたのだ。

おばさんになったせいか、メンタルはあんまり大きく変わらないのよね。精神的にまったく鬱っぽくならないまま、あれ、なんか腰が変だなーとか1か月ぐらい言っていて、その時期はほんとヨボヨボ動いてたんだけ

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守る男2

守る男2

そんなかんじで最近漫画で描いているのは「守る男」だ。家父長制保守の男を描いてるんだけど。家父長制の保守の男って最近の風潮からして悪だろ。あんまり悪ではない家父長制の保守の男を目指して描いてる。

①家父長制なので、なにはともあれ結婚できるくらいに顔が良くてモテる。背も高い。細マッチョ以上の筋肉がある。
②なにはともあれ、家父長制なので妻子を養えるだけの収入がある。
➂家長なので、一族郎党を守るだけ

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岩波書店

そもそも日本でナオミ・クラインの『ショックドクトリン』翻訳出版したのは岩波書店じゃん。ショックドクトリンは新自由主義シカゴ学派。

以下、紹介文引用。

もう数年前だけど、新自由主義は流行して「敵は資本主義だ!うわあー---!!」みたいなブームが出版界にあった。新自由主義が見えると今後の社会のありようはどんなんにしようか、という話になって、たいてい宇沢弘文に行く。あと若くてカジュアルなところだと斎

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混迷

混迷

防衛費大増税が言われるような年末になってから、急に社会のカオスが増したような気がするね。こっちは仕事だけじゃなくって大掃除中。レシート整理などの会計もやらねば。

時事ニュースを観続けて10年くらいなんだけど、スタグフレーションと物価高で生活が苦しいときに大増税することで、なんかこう、国民の側のいままでの正常バイアスが突破されたかのような印象を受ける。薬害も取りざたされてきたし。マジョリティがぼち

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禍根

禍根

年齢的なもんもあるんだろうが、

それは禍根になるやつ

って思うものが増えてきた。今現在の禍は、10年ほど前の禍根が芽吹いたものだ。あーそれ、10年前に「それは禍根」って思ってたやつ。10年前の禍根による今現在の禍はとても大きく、それはさらにひとを苦しめるべく育っていくのだろう。小さな芽のうちは摘み取ることができても、大きく育ってからでは太刀打ちもできない。あっというまに終わってしまう。よく運気

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