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今年はストレスで体を壊した。

いや、ストレスで、というと落ち込んだりしたっぽいんだけど、そういうのがまったく無く、どちらかといえば元気だった。当時は、まだ大丈夫だろう、なんとかなる、と思っていたのだ。

おばさんになったせいか、メンタルはあんまり大きく変わらないのよね。精神的にまったく鬱っぽくならないまま、あれ、なんか腰が変だなーとか1か月ぐらい言っていて、その時期はほんとヨボヨボ動いてたんだけど、突然ぎっくり腰で強制終了ってかんじだった。そういえば私、昔からストレスで首を寝違えたり腰を痛めたりするな、ってその時思い出した。

で、担当さんに無理やり仕事面で変えてもらったことがあった。こんな我儘言ったの生まれて初めてだぜ!!!申し訳ないことこの上ないんだけど、ぎっくり腰で強制終了するなんか自分でも全然思ってなくってさ!!!

この歳になるとメンタルにろくに来ないで直で体に来るんだなって思いました。心身症なんだろうねいわゆる。でも仕事は取引先に都合つけてもらってまだやっている。無事に終わるといいです……。逆にメンタル面でまだまだ全然平気って思ってるときのほうが体に来るな。ちなみに、取引先に都合つけてもらってストレスの元が消えたら、腰も嘘みたいにけろっと治ってしまった。嘘みたいに、だ。

私は仕事面で本当に我儘を言わないほうなんだ。最初の担当さんがマジで怖くってスパルタ教師だったので、口答えしない子に育ちました。でもそのほうが良かった気がする。スパルタと言っても全然理不尽なかんじではなく、理詰めでスパルタだったので、納得がいったしな。その私がここまで取引先に我儘言うとは……。今後仕事もらえるか本当に心配っていうか、そもそも無事に最後まで仕事ができて、できれば結果が良いといいです。めちゃめちゃ上手く行くように祈っている。

もう全然無理がきかない年頃なんだな。って思ってるので、来年の目標は集中してゾーンに入って楽しく創作していることですね。他にない。欲張らない。欲張っても強制終了が来るからだ。

あとこれはそのストレスとは関係ないんだけど、この歳になると、20代前半の若い担当編集さんがつくことが増えてきた。同い年の女性のほうが同じような漫画読んで育ってきているから、ツーカーで私の作品への理解も深いのはわかってんだけど、取引先も後続の若い子を育て上げないといけないからだ。最初の担当作家は私、みたいになりがち。私、ほんと基本的に我儘言わないんで。いきなり怒ったりしないしな。難易度の低い、初心者編集向き作家です。しかし、20代の若い男の子がTLエロ作品の担当につくって言われたときに、なんか無性に恥ずかしかった。悪いが断ってしまった。別にその子が悪いのではない。自分のマゾヒズムなセクシュアリティ駄々洩れ相手が20代の若い男の子かー……みたいなのがあって。もはや逆セクハラ。いやこっちも恥ずかしいし。エロは同年代のおっさんの編集と組むよりも若い男の子のほうが恥ずかしい。女だったら若くても同年代でもどっちでも同じ穴のムジナって思うから全然大丈夫なんだけど。若い男の子だけが難しい。たぶんパワーバランスで私のほうが圧倒的に強いかんじで弱い相手に(嫌がりそうな)性的な物を見せる、みたいなことにハラスメントめいた罪悪感を感じてしまうのではないか。編集さんのほうは「むしろ勉強させてください」ってかんじでしたが。。。たしかに仕事なのでそれもそうなんですけどね。そろそろ自分の子供世代で編集さんのお母さんと私が同年代になってくるので、なんとなくママ友への申し訳なさ感も漂う……。セクシュアリティ関連はほんと難しいないろいろ。

この仕事長くやってるといろいろあるよなあー。と思ったしだいです。


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