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“失敗”する準備をする…おいしいネタ入りました〜繊細さ活用起業記〜

*この記事での「繊細さ」についてはこちら↓から*

“失敗”したら、
人に語れるオイシイ物語が増えました。

“失敗”しないよう完璧に準備したくても…

“失敗”

この言葉から思い出すことといえば、


間違えたくない…

完璧でありたい…

叱られたくない…

これ以上恥ずかしい思いをしたくない…


“失敗”と言う言葉には、
多くのネガティブな感情が紐づいているものです。


「繊細な」気質にとって、

“失敗”とそれに紐づくネガティブな感情は、
神経を高ぶらせる大きな刺激であり、

出来るだけ避けたくなります。


だから、

思い浮かぶリスクを全て潰して
完璧な準備をしたくなります。


「完璧主義」と言われる所以かもしれません。


しかし、

どんなに完璧に準備をしようとしても、
いくらでもリスクは想像できます。

さらに、

社会情勢や事業環境は、
刻々と変化をしていますから、

前提からどんどん覆っていきます。


どんなに準備をしてもし足りない。

いつまでたっても安心できず、
不安で不安で行動できない。


そんな経験、ありませんか?



お食事メニューと同じ…注文して食べてみないとわからない

例えば。

喫茶店やファミリーレストランに行ったとしましょう。


初めてのお店です。

美味しそうなメニューが並んでいます。


ああ、でも。
口に合わなかったらどうしよう…


材料を見たり、お客様レビューを探したりして、
美味しいかどうか、考えます。

しかし、どんなに考えたところで、

何にするかを決めて、注文をしなければ、
料理は出てきませんし、

美味しいか美味しくないかもわかりません。


完璧な準備をしようとしている姿って、
これによく似てるんですよね。


ただ、大きく違うことが2つ。


メニュー(=起こるであろうこと)は
想像でいくらでも増やせて無限だということ

そして、

美味しくなかった時(=失敗した時
周りにもそれがわかってしまうから
とてつもない恥ずかしさを感じなければならないこと。


ダメージがとても大きいんですよね。


しかし、ここで、
改めて考えてみたいことがあります。


そもそも、”失敗”って、何?



“失敗”の定義を調べてみると

インターネットで“失敗”を検索してみると、
「Webio辞書」に、こう掲載されていました。

やりそこなうこと。目的を果たせないこと。予期した効果をあげられないこと。しくじり。(三省堂 大辞林 第三版)

ついでに、
“取り返しのつかない”も検索してみました。

元通りに戻する、初めからやり直す、失ったものを取り戻す、といったことが不可能であるさま。どうにもならない事態に陥っているさま。(実用日本語表現辞典)

あれ…?


目的を果たすまで、
もしくは、
予期した成果をあげるまで
の間のしくじりって、

“失敗”…でよいのかしら?


“取り返しがつかない”失敗はしたくないけれど、

そもそも、

起業という「新しい世界」に飛び込むのなら、

元通りに戻してちゃ、マズくない?
初めからやり直すって、今がまさに「初め」じゃない?
失うもの?そりゃあるよね…


意外に、ツッコミどころ満載なのでは…?


これらツッコミに美しく応えてくださったのが、
エジソンのこの名言でした。

失敗じゃない。うまくいかない方法がひとつわかった”成功”なんだ。
 ートーマス・アルバ・エジソン(発明家)


ここまで考えて、私はようやく、

諦めない限り“失敗”はないと理解しました。
スッキリ。


しかし、問題が一つありました。


やっぱり行動には移せません…。


「考えすぎ」「素直じゃない」と
言われ続けてきた私にとって、

この理屈っぽさは、
どこか悲しさと悔しさを感じるんですね…。


もっとこう、
楽しくできないものでしょうか…。



黒歴史を語るために、今すべきことこそ…

そこで、

さらに考え、調べました。


そしてたどり着いたのが、

「未来からの逆算」

です。



もし、近い未来、

事業が軌道に乗って、
実績を上げ続けることができたなら、

起業家を目指す後輩たちに、

私は、
どんな話をしているだろう?


…と考えてみるんです。


あなただったら、
どんな話をしている姿を思い浮かべますか?


私は、

黒歴史、失敗談、胃の痛くなるような不安と苦労、
そして、
それを乗り越えてきた物語

でした。


ぜひ、やりたい!話したい!(笑)


だったら、

今からネタを作らなきゃ!

むしろ、今作らずにいつ作るの!


ここからです。

「とりあえずやってみよう」

という気になれたのは。


“失敗”はない、”成功”である

という考え方も、もちろん好きですが、
私には、

”失敗”はおいしいネタ

の方が、より楽しかったんですね。


今日も、おいしいネタ、仕入れてます。




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