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野菜のファイトケミカルを効果的に摂取する方法

アンチエイジング研究家の優木タカノです。

久々の投稿になります。投稿していない時間はひたすらブログの写経に明け暮れていました。知り合いから文章が頭に入ってこないと言われたので、今一度勉強をしました。

写経はただ見るより頭に入ってくるので、学ぶ方法としては最適。いい文章のはずなのに、頭に入ってこないという方がいれば、やってみてはどうでしょうか?

本題に入りますね。

野菜のファイトケミカルを効果的に摂取する方法は

結論:温かい野菜スープにして食べる

ファイトケミカルって何?という方もいると思うので説明しますね。

ファイトケミカルとは


ファイトケミカル(phytochemical)とは、植物が紫外線や昆虫など、植物にとって有害なものから体を守るために作りだされた色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分のことです。ファイトケミカルは必須栄養素ではないものの、体にとって良い作用をするため、健康を維持するためにはぜひ摂取したい重要な成分であることが明らかになってきています。

健康長寿ネットより引用

ファイトケミカルを摂取したほうがいいのは、外敵から身を守る成分なんだから、それを摂取すれば効果的という考え方だと思っています。

必須栄養素でないもののという言葉が気になる方がいると思うけど、国はファイトケミカルを栄養素に分類しておらず

厚生労働省が公開する「日本人の食事摂取基準」でも摂取基準値が儲けられていません

種類は明らかにされているだけでも1500種類と言われています。この数字を見ると多く感じるけど、人の体にはそこまで使われてません。

アミノ酸も自然界に存在しているのは500種類で、人間の体で使われているのは20種類(必須9種・非必須11種)だけです。

ファイトケミカルの種類


大表的なこの3つを覚えておけば大丈夫

・ポリフェノール
・カロテノイド
・硫黄化合物

特にポリフェノールに関して言えば種類が多く、さらに2つに分類されます

フラボノイド
・フラボン類
・フラバノン類
・フラボノール類
・イソフラボン類

ノンフラボノイド
・カテキン類
・アントシアニジン類

抗酸化物質を効果的に摂取したい場合、ポリフェノールがオススメはよく言われるけど、種類が多く様々な効果をもたらしてくれるからです。

しぼり汁とゆで汁で抗酸化力が変わる


熊本大学の前田浩教授は、野菜のしぼり汁とゆで汁に含まれる成分を取り出し、抗酸化力を比較する研究を行いました。


野菜にもよるけど、ゆで汁はしぼり汁の100倍以上の抗酸化作用が向上も…


特ににんじんの葉(葉にんじん)の抗酸化作用はすごい。にんじんは買うけど、葉にんじんは見たことがありません。時期は夏から秋と春先が旬と言われているので、今後スーパーに並ぶかもしれませんね。

この抗酸化作用は、アンチエイジング研究家としては見逃すことができないので、一度料理してみたい。

ビタミンB,Cは熱に弱く栄養素が損失すると言われるが、ゆで汁や煮汁を捨てた場合の話で、スープは飲み干す前提だから栄養素がほとんど損失しません。


結論:温かい野菜スープにして食べる

私がオススメするのは味噌汁。味噌にも抗酸化作用があるので、最高の食事ができると思います。

味噌については詳しくはここで触れています👇


自宅の食卓に野菜スープを積極的に取り入れてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。



【X (旧Twitter)】
https://twitter.com/takano_yki


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