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大聖堂とハマム(公衆浴場)体験【ジョージア旅行記1】


こんにちは!yukiです。

今回から、
コーカサスの旅行記は
ジョージア編に入ります。

最近は知名度上がってますが、以前は、

「ジョージア?
 それって国なの?」

って言われたりしてました。

長い間グルジアと呼ばれていたので、
その方が聞き覚えがあるかもしれません。

実際に行ってみると、

「ぜひ行ってみてほしい!」

と思うような、すてきな国でした。

今回は、
アルメニアからジョージアへ向かう
車に乗っているところから始まります。

楽しんでいただけますように!



首都トビリシの“沈没宿”


大自然の中を走っていた車は、
国境に到着しました。

アルメニアから、
隣国ジョージアへ入国。

驚くべきことに、
日本人はノービザで365日ものあいだ
ジョージアに滞在することができる
のです!

住めるじゃん、って感じですよね。

夕方ころ、首都トビリシにつきました。

・・・なんだか、アルメニアと違って、
“アジア感”が漂っている感じがします。

ちょっと雑多な感じ、
といえば良いのでしょうか。

そして物乞いが多い。しかも子供。
コーカサスの顔立ちじゃなく、
ロマの方…?(正確にはわかりません汗)

ともかく、アルメニアでは
物乞いを見た覚えがないので、
びっくりしました。

もう夕方なので宿を目指します。

行き先は、“情報ノート”を求めて、
ホステルジョージアという宿へ。

ここも日本人がよく使っており、
現地の情報を得ることができるのです。

大きなビルの1階、
やや狭いエントランスに入ると、
管理人さんの姿が見えました。

なんと彼は日本人!

「僕は旅の途中なんですけど、
 この国、1年滞在できるじゃないですか。
 管理人やらないかって誘われたので、
 しばらく働くことにしたんですよ。」

へえー、
そういうこともあるんですね。

ドミトリーは狭く、
やや息苦しい感じですが、
シーツや布団は清潔だし悪くない。

驚くべきは、
1泊500円ほどなうえ、
夕食までついてくること。

笑えるほど安いです。

お客さんは、
ほかに日本人女性がひとり、
あとは欧米人が数人。

僕は3泊くらいしたのに、
その日本人女性をほとんど
見かけませんでした。

管理人さん曰く、

「彼女は1か月くらい“沈没”してて、
 夕食のときしか出てきませんよ」

こ、これが、沈没…

バックパッカーが使う言葉で、
居心地のいい宿に沈んで
抜け出せなくなることをいいます。

このホステルジョージアも、
沈没者が続出する
“沈没宿”として有名なんだそう汗

到着したのは夕食前の時間だったので、
管理人さんがワインを注いでくれました。

「これ、1リットルで
 100円もしないワインだけど、
 まあ飲めるでしょ笑」

「そんな安いんですか?!
 ・・・たしかに、意外といけますね」

実は、ジョージアって
“ワイン発祥の地”なんだそう。


夕食はシンプルなスープ1品でしたが、
具もあるし、スープに米が入ってるし、
サービスだと思えば満足です笑

近くの商店でソーセージなどおつまみを買って、
夜遅くまで管理人さんとお話ししていました。

荘厳な大聖堂


翌日はトビリシの街を歩いてみます。

写真だと小さいですが、
なんだか不思議な形のオブジェが
目に入ってきますね。

中心地に行ってみると、
雑多な雰囲気は薄れ、
西洋風な街並みが現れます。

市内にはいくつか有名な大聖堂も。

ジョージアでは、グルジア正教会という
キリスト教の宗派が信仰されています。

金ピカ屋根の壮大な建物は、
ツミンダ・サメバ大聖堂
21世紀になってから建てられたそうです。

中は、かなりスゴイ…


飾られている絵画は、
正教会らしさあふれるイコンです。
(アルメニアも同じ感じでした)

トビリシには、
小規模な教会もたくさんあります。

先ほどの俯瞰写真をご覧いただくと、
あちこちに三角屋根が見えますよね。

いくつか立ち寄りましたが、
どこも神聖な空間で
心洗われるようです。


ハマム体験記


トビリシでは、“ハマム”に
行ってみることにしました。

ハマムとは、
トルコ式の公衆浴場のこと。

施設のあたりには、
ポコポコと地面から通気口
飛び出ていました。

地下への階段を下って行くと、
そこはなんだか薄暗い雰囲気…

日本の銭湯のように、
脱衣所で服を脱いで、浴場に入ります。

浴場は、真ん中に大きな浴槽があり、
その周囲にシャワーが設置されていました。

シャワーといっても、
頭上を網目状に走る鉄パイプから
お湯が出てくる感じですが…笑

久々の湯船でスッキリ。

でも薄暗くてちょっと怖いし、
あまりリラックスはできませんでした汗

昨日、宿の管理人さんが、

「ペットボトルを持って行けば、
 生ビールを入れてくれる酒屋があるよ」

と教えてくれたので、
帰り際に寄ってみます。

1.5リットルで、150円くらい…!


宿に帰って飲んでみると、
これがまたかなり美味しいのです。

お風呂に入って、
安くて美味しいビールまで
飲めるなんて…!

確かに“沈没”してしまいそうですね笑

さて、次回はトビリシを出て、
美しい山間にある町へ行きます。

お楽しみに!




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日を!


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