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コミュニケーション力に大切なのは…

私は旅行へ行くことが好きです。

特に、海外へ毎年行きたいと考えています…

残念ながら英語はほとんど話せません。
なかなかコミュニケーションはとれませんが、現地の人たちと話すことで、自分の世界が広がることに喜びを感じます。

「英語がもっと話せれば…」と思うことも多くあります。

ですが、根本的に英語への苦手意識が強く、ストレスを感じてしまいます。

ですので、『出川英語』を頑張っていきます!

本題に戻りますが、私は大学生の時にマレーシアを3ヶ月放浪していました。

全く英語は話せませんでしたが、現地の人や現地で出会った日本人の力を借りて、なんとか過ごすことができました。

そこでホームステイをした際、第二次世界大戦の話を聞きました。

日本では核爆弾を落とされたことは、よくないこととされています。

それはいろいろな被害を被っているので、ごく自然のことかもしれません。

しかし、当時日本の植民地であったマレーシアの人たちは、むしろ喜ばしいことだと知りました。

日本の常識に凝り固まった当時の私には、衝撃的な事実でした。

私が見てきた世界は、ほんの一面しか見えていなかったんだと思い知りました。

他にも、マレーシア人のバイタリティの高さや家族や仲間を大切にする気持ちなど、多くの点で感銘を受けました。

私の人生にとって、この経験はかけがえのないものとなっています。

また、親戚がハワイにいる関係で、何度かお邪魔させていただいたことがあります。

そこでも、日本では知り得ない話や考え方を多く学ぶことができます。


だから本来であれば、英語を話せるようになろう!

と思うかもしれませんが、私はちょっと違ったアプローチが大切だと考えています。

日本語にしても、流暢に話すだけでは物足りないですよね。

面白い話をする人は、オチがあったり、話の流れが理解しやすかったりと、相手に伝わりやすいように話すことに長けています。

もちろん、多くの引き出しが持てるように、多様な考え方を学ぶことも大切です。

これは、単に英語を学ぶだけでは身につかないと思います。

英語を学ぶことと同時に、日本語も学ばなければ、本当の意味でコミュニケーションを円滑にしていくことはできないのではないかと。

世の中で求められている人材も、上記の話と同じで、

相手に「この人と話すと新しい発見があるな」なとど思わせる言葉や情報を提供できる人が、これからの時代に活躍していく人だと思います。

つまり、コミュニケーション力でも、国語力が一番大切なのです。

国語が根幹

国語力が足りなければ、そもそも『考える』ことができません。

ここでの国語力とは、「言語の運用能力」を表します。

試験などで自分の考えを述べたり、問題を正しく読み取ったりと、勉強では多く活用されるものです。

しかしこれは、言葉から、相手の意図を理解するためにも重要なものとなります。

そのためには、外国語を学ぶのと同時に、日本語も高めていかなければなりません。

多くの言葉を知り、文法を学んだところで、上手に相手へ伝えられなかったら、意味ありませんよね。

また、聞いていてつまらない話も、相手を楽しませることができません。

会話は、相手の話を理解するだけでは成り立ちません。
相手の意図や考えを読み取りながら話をしていくことが大切になります。

それは、日本語も外国語も同じですよね。

大人になると勉強より、コミュニケーション力と聞くことがありますが、実際には違うと思います。

人間性や性格も関係あるかもしれませんが、

コミュニケーション力の本質は、国語力であり、言語の運用能力です。

単に流暢に話す言葉ではなく、どんなにたどたどしてくても、相手に響く言葉で話す人の方が、相手との関係は深まります。

人の心を動かすのは、人柄でなく国語力です。

その上に、読書や勉強で学んだ知識や技能を積み上げていくことで、良質なコミュニケーションを取れるようになっていきます。

何歳になっても、国語を学ぶ価値は大きいのです。

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