Yuki@学びラボ4U

公立学校教師を退職後、『学びラボ4U』を起業し、講師を営んでいます。学び方のメソッドや…

Yuki@学びラボ4U

公立学校教師を退職後、『学びラボ4U』を起業し、講師を営んでいます。学び方のメソッドや教え方、食育、脳のメカニズムなどに関することを日々探求しています。 二児(5・6歳)のパパ。 子育てから幼児教育への勉強もしています。 教育に関わる様々な情報を発信していきます。

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全ての教科を高める読解力

教員の時に、よく 「勉強しているけど点数が……」 なんて話をたくさん聞きました。 もちろん勉強の仕方など、様々な原因があるでしょうが、 一つの力を伸ばすことで、大きく改善されるかもしれません。 それが…… 読解力です。 数学が苦手な人もいるかもしれませんが、論理を言葉で書いたものが国語、論理を数字や式で書いたものが数学です。 読解力を高めれば、一見関係なさそうに見える数学の理解力も高まるのです。 もちろん、最近取り上げられる英語力も上昇します。 英語は、日

    • これで子どもも親も幸せになる!

      最近の子育てでは、『非認知能力』が注目されています。 いわゆる、学力や知能指数(IQ)のような、相対的に認知的な能力でないもののことを指します。 『非認知能力』とは、具体的には以下の三種類のスキルです。 忍耐力や自己抑制といった目標を達成することに関するスキル 社会性や思いやりのような他者との協働に関するスキル 自尊心や楽観性といった感情のコントロールに関するスキル そして重要なのは、非認知的スキルが認知的スキルと相互に関わり合って、子どもの発達を促していくことで

      • どんなに勉強しても、読書習慣がないと意味がない!?

        若者の読書離れが叫ばれていますよね。 先日、ショッピングモールのフードコートを訪れたとき、ある中学生グループがいました。 男子3名女子3名でした。 彼らは休憩していたようです。 談笑しながら、スマホを触っていたのですが、5人がスマホでゲームをしていました。 そして残る一人は、本を読んでいました。 読書していた彼は、多分スマホを持っていないのでしょう。 ですが、その状況で読書をするなんて、強者ですよね。 この状況を考えても、6人中1人しか読書をする習慣ができていないのでしょ

        • 子どもは遊びから学ぶ

          勉強をさせる幼稚園に通った子より、のびのび遊ばせる幼稚園に通った子の方が語彙力が高いというデータがあります。 え?どうして? そんな疑問をもちますよね。 これは個人差があるため、一概には言えませんが、幼児期は遊びを通して学ぶことがたくさんあります。 この時期に机上の勉強ばかりだと、実生活に根ざした経験が非常に乏しくなってしまいます。 生き物の名前を図鑑で覚えた子と、実際に昆虫を間近で見たり、捕まえたりした子では、生き物に関する知識の質が大きく違います。 生き物に限

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        全ての教科を高める読解力

          親が手本を示す

          今回は 『親が「これ」をするだけで、子どもの学力は上がる!(榎本博明)』のアウトプットを行います。 共感させられる部分も多く、大人として、親として、教育者として、考えさせられます。 当たり前? 読書は学力と関係がある! 国立青少年教育振興機構の調査によると、中高生は子どもの頃に本や絵本を読んだ経験が豊富であるほど、読書が好きで、1日の読書時間が長く、1ヶ月に読む本の冊数が多くなっています。 この調査研究では、子どもの頃の読書活動が多いほど、社会性があり、意欲・関心が

          親が手本を示す

          どんなもので糖質を摂取すればいいのか?

          前回の続きになります。 今回は、具体的な方法についてご紹介いたします。 糖質も摂りすぎはダメ!これまで糖質の重要性についてお伝えしてきました。 じゃ、「糖質をたくさん摂ればいいのか」と考えるかもしれませんが、人間の体は繊細なので、そうもいきません。 糖質をたくさん摂り過ぎると、『血糖値スパイク』という現象が起き、脳のエネルギーが不足してしまいます。 『血糖値スパイク』とは、簡単に言えば、血糖値が急上昇して、急降下する様子のことです。 食べ過ぎると、頭がボーッとした

          どんなもので糖質を摂取すればいいのか?

          子ども(あなた)の糖質、足りていますか?

          今朝の息子は、不機嫌でした。 怒ったり、泣いたりと自分の要求を全て満たそうと、必死です。 息子の話をよく聞いて、声をかけることで、少しずつ気持ちが良い方向へ向かっていきました。 子どもを育てる親なら、一度は同じような体験したことがあるはずです。 「うちの子、今日はどうしたのだろう?」って状態を。 「なんでこんなに不機嫌なのだろう」 「今日は勉強に集中できていないなぁ」 「最近『疲れた』ってよく言うなぁ」 「やる気が感じられない」 「勉強したばかりなのに、すぐに忘れてしま

          子ども(あなた)の糖質、足りていますか?

          子どもの可能性は無限大

          「応用問題ができません」 「基礎はできても、応用がきかない」 教育に携わっていると、耳にすることがあります。 そもそも『応用力』って、なんなのでしょうか? 今日は巷でよく聞く、『応用力』『思考力』『創造力』などに関する内容をご紹介します。 これからの時代に一番必要な力だとも言われていますよね。 是非参考にしてみてください。 息子の遊び 先日、妻が副業からあるおもちゃを頂きました。 それがこれです。 初めて触れるおもちゃに息子は興味津々です。 もう遊びたくて仕方

          子どもの可能性は無限大

          コミュニケーション力に大切なのは…

          私は旅行へ行くことが好きです。 特に、海外へ毎年行きたいと考えています… 残念ながら英語はほとんど話せません。 なかなかコミュニケーションはとれませんが、現地の人たちと話すことで、自分の世界が広がることに喜びを感じます。 「英語がもっと話せれば…」と思うことも多くあります。 ですが、根本的に英語への苦手意識が強く、ストレスを感じてしまいます。 ですので、『出川英語』を頑張っていきます! 本題に戻りますが、私は大学生の時にマレーシアを3ヶ月放浪していました。 全く

          コミュニケーション力に大切なのは…

          あなたは、もっと覚えられる!

          記憶に関しては以前もお伝えしましたが、 さらに記憶できる方法をご紹介いたします。 今回は、『「超」勉強力』のアウトプットです。 記憶について知ろう 「学習」することは、脳科学で考えたとき、神経細胞レベルでどのようなことが起こっているのか。 たとえるなら、長い雑草が生い茂った道を歩くとき、はじめは草を倒しながら歩きますが、繰り返し歩き続けることによって、どんどん歩きやすい道に変わっていくようなイメージです。 つまり、最初は少ないやり取りしかなく覚えられなかったものが

          あなたは、もっと覚えられる!

          男の子だからこそ、しっかり勉強させる

          我が家では、小さな時から毎日外に連れ出して、必ず遊んでいます。 雨の日でも外で遊んでいます(走ったり散歩したりする)ので、文字通り365日外で身体を動かしています。 私の念願通り、運動能力はそれなりに高いものになりました。 親のエゴでしょうが、運動はなんでもできるようになってほしかったのです。 しかし勉強に関しては、それほど考えてきませんでした。 毎日の読み聞かせは欠かさず行いますし、子どもたちも本は大好きです。 でも、ひらがなや計算は保育園で行うからやっている程度

          男の子だからこそ、しっかり勉強させる

          ちゃんと記憶できていますか?

          以前の日本で行われていた詰め込むだけの学習は、意味がないものです。 現在では、実生活に活かすことが重要視されています。 その中で、必要最低限の知識は、記憶しなければなりません。 そもそも、記憶するってどういうことなんでしょうか? 記憶することは、 知識を理解して定着させること です。 知識は、理解していなければ使いこなすことができません。 さらに、応用することもできません。 知識を詰め込むだけでは、時間が経てば忘れます。 知識を理解して定着させること(記憶す

          ちゃんと記憶できていますか?

          理系こそ、幸せになる

          「理系が得意」なことは、子どもの将来にダイレクトに関わってきます。 現在の日本では、エンジニアが大幅な人材不足となっています。 最近は新聞などでも多く取り上げられている「IT人材」。 その人材不足の予測は、2015年で17万人、今の中学生や小学生が働き始める2030年には、41万人〜79万人だそうです。 これは大変な事態です。 これからの社会にはAIが台頭してきます。 多くの分野でAIが導入され、人が行う仕事の代わりをすると言われていますよね。 その結果、今ある仕事の

          理系こそ、幸せになる

          小学校テストが毎回70点くらいの子は要注意!

          「小学校の時は今よりももっと取れていたのに…」 「中学の先生は授業が早い」 こんな話を中学校の担任をしている時に保護者の方からよく聞きました。 確かに、小学校と中学校で教える内容が異なりますので、変化があるのは当たり前のことかもしれません。 しかし、中学校の数学は、小学校の算数が理解できている前提で進んでいきます。 中学校の数学が難しく感じるということは、小学校の学習に理解が不十分な部分が多く存在していることを表しています。 今回は、我が子が算数が十分に理解できてい

          小学校テストが毎回70点くらいの子は要注意!

          苦手打破!算数の文章問題!

          特に、算数や数学では、文章問題を苦手とする子どもが多く存在します。 受験では当然配点が高くなる部分であり、これからは「思考力」重視の時代になることを考えれば、できるにこしたことはありませんよね。 また、文章問題は算数や数学を勉強する上で、欠かせない問題です。 論理的に考えたり、周囲の人とのコミュニケーションをとったり、物事を計画的に進めたりするうえで不可欠な力を、文章問題を通して得ることができます。 多くの親御さんが悩んでいるかもしれません。 時間が十分に取りやすい

          苦手打破!算数の文章問題!

          ゲーム・スマホ依存脱却!

          依存症と呼ばれるものはたくさんあります。 その中でも、子どもに関係したものとして、「ゲーム依存」と「スマホ依存」があるかと思います。 依存症は意志の問題として、個人に責任を押し付けている現状が今の日本にはあります。 例えば、アルコールを飲んでいるシーンを放映できないのが世界の主流となっていますが、日本では何の制限もなく放映されています。 WHOの総会でも酒の安売りや飲み放題、広告の規制が謳われています。 つまり世界では健康のためにより良い情報を伝えることが大切なことに

          ゲーム・スマホ依存脱却!