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男の子だからこそ、しっかり勉強させる

我が家では、小さな時から毎日外に連れ出して、必ず遊んでいます。

雨の日でも外で遊んでいます(走ったり散歩したりする)ので、文字通り365日外で身体を動かしています。

私の念願通り、運動能力はそれなりに高いものになりました。

親のエゴでしょうが、運動はなんでもできるようになってほしかったのです。

しかし勉強に関しては、それほど考えてきませんでした。

毎日の読み聞かせは欠かさず行いますし、子どもたちも本は大好きです。
でも、ひらがなや計算は保育園で行うからやっている程度です。

今回は、男の子の子育てにおける『勉強』との関わりをご紹介します。

「勉強はできなくても、〇〇ができれば…」と思っている方は必見です。

なぜ勉強が必要か?

子どもに勉強ばかりさせていると不安になりませんか?

私は、「勉強よりももっと伸び伸び過ごした方がいいのでは?」と考えることがあります。

さまざまな考え方がありますから、どの考え方も正しいのかもしれません。

(ここで言う「勉強」とは、テストの点数だけでなく、物事の考え方や論理的に考えることなどと捉えてください。)

しかし、勉強できなければ、大人になってから困ることは目に見えています。

高卒と大卒の給料に違いがあることは有名ですよね。

一流の大学である必要はないかもしれませんが、大学は出ておいた方がいいのかもしれません。

また、フロリダ大学のジャッジ博士がどういう人ほど収入が高いのかを調べました。

すると、収入を予測する上で一番関係が強かったのは、『知性』と『学歴』でした。

これからの時代、学歴の必要性は小さくなってくるかもしれませんが、『知性』はいつの時代も必要なはずです。

その知性を磨くのは何か?

それは、勉強に他ならないと思います。

「算数や数学はなんのためにやるの?」
こんな疑問を抱く人が多いと思いますが、算数や数学は答えを導き出すのに、論理的に考えていかなければ、答えに辿り着きません。

リアルな世界では、
「何週間後に企画書を提出するから、〜のように仕事を進めていかなければならないな」
「今の現状は〇〇だから、□□を改善していく必要があるな」
と考える力がなければ、仕事が十分にできません。

これらの力を一番つけるのは、算数や数学です。

直接的にその勉強を使うことはないかもしれませんが、

勉強とは、脳をトレーニングすること

です。

だからこそ、勉強することは必要なのです。

大人になっても学ぶ

勉強の必要性を先ほど述べましたが、大人になっても勉強は続きます。

職種によって若干の違いはあるでしょうが、学ばなければならないことは、いくらでもあります。

ここで多く学べる人と学べない人の違いは、子どもの時にどのように勉強してきたかが関わってきます。

小さな頃から“学び姿勢”がきちんとできていれば、大人になっても苦労することは少ないです。

会社に入れば、仕事に必要な知識をたくさん学びます。

学校で必要とされていた知識とは違いますが、
勉強のやり方、勉強するときの姿勢は同じです。

しかし、勉強から逃げてきた人は、大人になっても学べません。

イヤイヤ学ぼうとすれば、なかなか身につかないのは当たり前ですよね。

イギリスのある調査で、プロラグビー選手が一流選手かどうかをわけるものは何かを調べた結果、

「一流選手ほど、練習時間が長い」という、ごく当たり前のことがわかりました。

努力している人間は、能力も高まる。

勉強も同じで、小さな頃から勉強が当たり前になっている人は、大人になっても学び続けることができます。

大人になっても学ばなければならないからこそ、小さな頃からの勉強習慣がより重要なのです。

男の子は繰り返しが大切

男の子と女の子の育て方は同じではいけません。

女の子は自分で失敗して、痛い目を見ると学習することができます。

ですから、「放っておいても大丈夫」なのは女の子だけです。

むしろ、女の子に口うるさく口を出していると、学ばないだけでなく、嫌われるだけです。

遠くから見守るのがいいのです。

しかし、男の子はそうはいきません。

男の子は、その場その場できちんと注意、指導を受けた方が「なるほど、これはよくないのか」と学習することができます。

むしろ怒られるまで、自分が悪いことをしているとは思いません。

男の子は、とにかく、繰り返し言って聞かせなければだめです。

一回で直るなどと期待してはいけません。

何百回も言い続ける根気が親には必要です。

まとめ

男の子だからこそ、勉強をさせる必要があります。

女の子は言われなくても自分で勉強します。

男の子は、しっかりと勉強する習慣を身につけておかなければ、後で苦労することになります。

子どもを育てるのは親です。

将来を見据えて、勉強する習慣を小さな頃から身につけていくことが大切です。

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