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発達凸凹だけじゃない!どの子にも奇跡が何回も起こる!音楽保育
「発達障害の症状が改善していく」
これを見て、「本当?」という言葉を思い浮かべることがほとんどではないでしょうか?
しかし、これは、私が発達支援コンサルに入っている保育園・幼稚園でかなりの事例数で見受けられることです。
もちろん私の観察や支援方針の提供、さらには保育士の先生方の頑張りも大きいです。
そして、そこに小嶋のコネクションのある
「プロフェッショナルの先生方」の「師範保育」
を組み入れて、それをきっかけにそれぞれの園で実践してもらっています。以前は体育のことを書きましたね。
今週は、「音楽」のプロに来ていただき「師範保育」をやっていただきました。
長年、全国的に音楽の授業を様々な先生方に指導をされたり、セミナー活動をされ、今は、翔和学園さんで音楽療育指導をされている「関根朋子先生」をお迎えしました。
ある園ではすでに「関根メソッド」を半年間ほど実践してきてもらっており、私も何回も観察しています。
この半年での発達凸凹を持つ子も、そうでない子も成長が著しいのです。
なぜ「関根メソッド」ではそうなるのか?
をいくつかの場面を切り取ってご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1719442608403-aj2As5lNCh.jpg?width=1200)
この写真は、音楽の中に「感覚統合」の要素をふんだんに取りいれている一つのパーツです。
特に関根メソッドでは
「筋肉の筋緊張の維持」
「固定と解放」
「正中線交差による左右脳の交流活性化」
が音に乗ってバランスよく組み込まれており、子供達の脳を身体と音から成長を促す効果があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719442615097-o5m4xVdCai.jpg?width=1200)
この関根メソッドの大きな特徴です。日本の伝統的な「わらべうた」の活動が本当にたくさん組み込まれています。みなさん、わらべうたをいくつ歌って遊べますか?もう大人でも覚えていないでしょう。
上記の写真は初めて「わらべうた」に触れた子供たちです。
「お互いの目と動きを見合って自分の行動を調整する」
これがわらべうたでは、何回も必要とされます。
それが遊びと歌の中で自然と対人関係力発達を促していくことができるのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719448973493-egE3kMrPEm.jpg?width=1200)
そしてわ「わらべうた」の最も重要な点は
「社会性の発達、協調性の発達を促すことができる」
ことです。
上記の写真は年長さんの姿です。およそ半年実践されている園です。
「ルール・暗黙の了解・みんなで楽しむ」
ということが達成できていました。
もちろん私が心配していた発達に課題のある子供もいますが、本当に気にならなくなりました。
すごい成長です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719442624705-MzpypP6xlP.jpg?width=1200)
関根メソッドは
「音と子供の身体の動きを組み合わせて発達を促進する効果」
があると思っています。
上記の写真のように、一列に歩く活動も音楽に乗って楽しく行いますが、これだけでも3〜5歳の発達がとてもよく見えます。
これを毎日続けたら、発達凸凹の子も大きく成長します。
![](https://assets.st-note.com/img/1719458102251-zTHGIBoi0M.jpg?width=1200)
この写真のお子さんは発達に課題のあるお子さんです。
ちょっと疲れちゃったかフラーっと歩き出してしまったのです。
しかし、です!
関根先生は、全体の進行を行いながら、スーッとその子に近づき、
「一緒に見本をやってくれるかしら?」
と言ってその子とわらべうたのお手合わせをみんなの前で見せてくれました。
実は、これは「個別支援」だったのです。
しかし、自然な形でこのように全体の一つのパーツにしたので、
「個別支援を全員の前で晒す」
という事態になりませんでした。
こんな何気ない場面でも発達凸凹の子どもたちの自尊感情は守られていて本当にあたたかいな〜と感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719442636013-pcXS5072w2.jpg?width=1200)
うすいレースの布を使って「七夕の歌」を歌う子供たちです。
「指先の巧緻性の向上」
「落ちてくる物を眼球を動かして調整して取るという協応動作と身体調整」
「想像しながら物を動かす延滞模倣」
などなどを刺激しています。
楽しい!やりたい!成功できる!
が全て組み込まれていました。
最後に4歳児さんの動画をお見せまします。
この子達は半年間実践してきた子供達です。
これは、
「Go・No-Go課題」
といって、
「抑制を上手にかけられるか?」
ということを鍛えることができています。
関根メソッドには、本当にこのような、
「前頭前野を大きく発達させる仕掛け」
がたくさんあるのです。
このような午前中の活動を通して、早速、午後に変化のあった発達凸凹の子供もいました。
その子はお友達に手が出てしまうお子さんなのですが、関根メソッドの後、
「我慢しなきゃ!」
と抑制が効いたというのです。
私も驚きました。
こうやって大人の提供する様々な刺激によって発達凸凹の子供達の成長するのです。
そんな姿を多く見たくありませんか?
弊社では、このような子供達の発達のお手伝い。
園への研修や長期カンファレンス契約を承っています。
お問い合わせいただければ、詳しい資料等をお送りいたします。
![](https://assets.st-note.com/img/1719442988599-0F0XGBJjoM.png?width=1200)
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