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発達障害者支援に「手遅れはない!」奇跡が次々に起こる!「青年〜成人期発達障害支援の学園”翔和学園」!

 ある発達障害の高校生のお話です。
 中学まではさまざまな苦手さがありながらも何とか通うことができていたCくん。
 なんとか努力をして高校に入ることができた。
 しかし、高校に入って悲劇が待っていた。
 対人関係の苦手さから友達を作れない。
 学習もずーっと話を聞いているだけなので、何を学べばいいか分からない。
 高校には特別支援教育がないので、先生たちから支援を受けられない。
 だんだんと生活も荒んでいき、ある日、ストレスが爆発してクラスメイトの暴力で停学。
 そのまま高校には戻れず中退。
 恐れていた引きこもりに。
 家では毎晩大暴れの家庭内暴力。
 なんとか、お医者さんに連れて行ったがその場所で言われた言葉が、
「お母さん、この子は手遅れですよ。なんでこうなる前に連れてこなかったんですか。何もしてあげられることはありません」
 医者からも見放され、その後、家庭は崩壊していくことに。

 これは実際にあった一つの事例です。
 
 高校に入った後に、一気に崩れていき中退する発達障害の子が後を断ちません。
 高校卒業後に、社会に馴染めず、そのまま引きこもりになっていく発達障害の人たちはもう調査ができないほどです。
 
 「青春時代を謳歌できず」「医者からも見放され」「家庭が崩壊」している青年〜成人の発達障害の子供達を預かる「奇跡の学園」があります。

 それが、
「NPO法人 翔和学園」
です。弊社の長野の「長野翔和学園」さんの発達支援アドバイス・コンサル契約をいただいております。

NPO法人 翔和学園 | 翔和学園は「社会性」を学ぶ学校です。この「社会性」を縦糸に、「生活の質を向上させる」ことを横糸にしてカリキュラムは組み立てられています。そして、実践的な教育システムのもと、段階的な目標達成プログラムを展開しています。教育だけでなく、医療との連携も重視しており、学園専属の臨床心理士の他、どんぐり発達クリニックの宮尾益知医師による月1回の巡回も行われ、より専門的な特別支援教育を実施しています。 翔和学園は「社会性」を学ぶ学校です。この「社会性」を縦糸に、「生活の質を向上させる」ことを横糸にしてカリキュラムは組み立て showa-gakuen.net

学園長の伊藤先生の記事は下記をご覧ください。

「人間の生きていく気力を育てる」
これが翔和学園さんの教育の目的です。
翔和学園さんは、小中学部・高等部、大学部、ワークセンター翔和、グループホーム翔和とそれぞれの段階で、「人間の生きていく気力を育てる」ことを通じて社会性を伸ばすことを目的にしています。
 心理、医療、就労の専門家や保護者との連携により、学習場面や生活場面で困難を抱える子どもの早期発見・療育から就労、そして自立までの一貫した支援の実現を目指しています。
 「まさに医者からも世間からの見放された青年期の発達障害の人たち」が、
「ドロップアウトした発達障害の人がもう一度、青春を謳歌して大人になるための最後の砦」
なのです。
 
 実は、この翔和学園さんでは、「奇跡」が毎年必ず起こるのです。
「10年間引きこもりだったASDの人が、友達と肩を組みながら熱唱する」
「場面寡黙で20年間喋ることがなかったASDの人が卒業式で声を出してスピーチをした」
「高校中退をして、全く何もやらなかったASDの子が、学ぶ喜びに目覚め、就労移行支援で活躍し、企業にスカウトされた」

などなど。
 その「奇跡のエピソード」に終わりはありません。

 いったいどんな教育や就労支援・生活・自立支援が行われているのでしょう。
 実際の長野翔和学園さんの授業や就労移行支援の様子をご紹介いたします。

朝の会で大切なことをみんなで確認

 朝の「日課」では、声を出したり、言葉の面白さを楽しむ活動。脳科学や発達学に基づいた体操などが行われます。

 このような日本伝統的なわらべうたをもとに、「社会性の構築トレーニング」を積み上げています。
 

 そして、ASDの方々が多いのにここまで声出るとは!! 日々の教育の積み重ねですね!
 

これが翔和だけの授業の特徴「1 to 1 Tutorial」

 日々、自分が何に取り組むのか?どのように追求していけばいいのか?個別支援計画を保護者と本人と先生方で常に共有しながら、「1対1支援」を充実させています。

これが一人一人に対して定期的に更新されていく個別の学習計画「彩能ライセンス」

 上の写真が一人一人が持っている「個別の学習プラン”彩能ライセンス”」です。これを使いながら日々の自分の学習や追求したいことを深めています。まさに高校で体験できなかった「学ぶ青春」を取り戻していますね。
 このように先生方から一方的な伝達でなく、常に生徒さんとの対話をもとに教育が進行しています。
 そして、東京校と長野校では「青春を謳歌する合同イベント」が定期的に催されています。

東京校・長野校の合同合宿の集合写真

 この年に数回開かれる合同イベントが本当にすごいんです。
 開催直前になると毎日、東京校と長野校をオンラインで繋いで熱いミーティングが開かれます。
 そして「青春を取り戻すのです」

楽しいBBQタイム

 「生まれて初めて『友』と呼べる人たちとの語らいの時間」ですね。

こちらはグランピンググループ

  自分たちで企画し、実行して、その喜びを噛み締める。

餅つき企画で仲間と青春を謳歌する

 ASDもADHDも、かつての引きこもりも、暴力行動があった人も関係なく、もう本当にどの方も良い顔をされています。
 このように学部生活で「青春を謳歌する2〜3年間」を経て、「ワークセンター」という就労移行支援に移行していきます。

 

専用のユニフォームをまとって作業に没頭する

 このような「青春を取り戻した発達障害」の方々は本当に「就労意識が高い」です。
 丁寧に根気よく、粘り強く取り組むようになっています。

 学部生・ワークセンターの生徒たちの専用の寮が完備され、そこでさまざまな職業の就労支援がされています。
 「アパート内清掃」「洗濯」「裁縫による制作」「給食を作る」などなどを自身の特性と合わせて活動しています。
 

ワークセンターで作られた長野翔和学園の給食。「いつもうまい」です。

 それなので「さまざまな企業からのスカウト」が後を絶たない。
 「驚異の就職率」
 なのだそうです。
 すごい奇跡ですよね。 
 これが毎年連続しているのが本当に驚きです。
 ぜひたくさんの方にご支援いただきたいですね。
 またスタッフも随時募集とのことです。毎月、小嶋の研修も受けられますね。
 たくさんの方に1回は翔和学園の教育を見ていただきたいと思っています。

 


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