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人は宝か消耗品か

おはようございます!やまじゆうきです。

9月最後の定期購読マガジン配信です。

この定期購読マガジンは月に4回の配信で、カフェに関連したお話や、飲食店についての話を、僕が日々考えていることを交えて、皆様にも追体験してもらいつつ「飲食店、特にカフェへの興味関心」を強めてもらおうというwebマガジンです。
月額¥500。コーヒー1杯の値段で読み放題です。その費用で他の誰か(特に購読者の方々)をサポートしたり支援したりしています。
東京店舗の進捗など、普段僕が嫌いで見せない”途中経過”も全てここでご報告していきます。
*登録月より前の月の記事は読み放題に含まれませんのでご注意ください…10月に登録すると9月分のは単体での購入となります

grammeもいよいよ明日で引き渡し。お店に入れるのは今日が最後です。


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掃除したりしてしっかりお礼を伝えたいと思います。よく頑張ったなぁ、と。

僕が元気ならいつでもgrammeは作れる。3坪くらいの場所とオーブンだけあれば、またいつでもやれる。
いつかそんな日が来たら「お菓子とコーヒーを楽しむ」という純粋な欲求でお店に来てもらえるようなフラットな状態であればいいなぁと勝手に思っています。grammeだから、とかではなく。
(その前に東京の店舗ですが)


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さて。


もう長いあいだカフェ(飲食店)では「人手不足」が叫ばれています。お店を楽しむという”お客さんの立場”ではなかなか可視化されづらいと思うのですが、常に「スタッフ募集」をしている会社やお店って結構あるものなんですね。
募集しているということは、入ってくる数に対して出ていく数が多いということ。

10人採用しても15人出ていけば「人不足」に陥るだろうし、もちろん採用をしていない状態、採用0人で1人が辞めても「人不足」になります。

手前味噌ですがうちはそういうのとはず〜っと無縁です。みんな、なんでそんなに働き手がいないのだろう…?人は宝?消耗品?

とそんなことを今日は考えてみたいと思います。


求人すること


そもそも人手とは他人の力とか助けを意味するものです。
それが極端になると”猫の手”になる。
仕事なんかはまさに助けが必要で「物理的な数的不利」を補うためにスタッフ募集や社員募集をするわけです。人の助けを借りて自分の商品やサービスを「最大に活かせる方法」を探すことです。

うちは今まで一度もやったことがないけど、募集の方法としては求人の広告を出す、というのが一般的です。

こちら参考までに…例えば、タウンワークに「求人広告」を掲載すると1Pで38万円、1/2Pで24万円、さらにその半分でも11万4000円です。
他にもグルメキャリーのような飲食に特化した求人媒体もありますし、他にももちろんある。その数やページ数を見れば「募集したい人や会社がたくさんいる」ということが透けて見える。ハローワークももちろんそうですね。

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お店にも来てくださいね〜〜!!