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3Dプリンタで七宝柄の印籠をつくってみた

ひとまず七宝柄(総柄)の印籠がやっと完成しました。やっと。

プレーンな印籠に柄をつける際の試行錯誤が以下の記事たちですね。

おかげでFusion360の操作にも慣れてきました。

できあがった印籠がこちら。左がシートメタル機能、右がエンボス機能で作成したものです。

こう並べてみると、(柄のサイズが違うので比較しにくいのですが)シートメタルで作成した方が若干縦長になっている感じがしますね。うーむ。

ギリギリまで総柄だと上下面がギザギザして、持った時に痛かったです。手の中でくるくる回すと痛いのなんの。完全に盲点でした。
なので後から作成したエンボス機能の方では、上下面に接しているところは柄を塗りつぶしてフラットにしました。
こういうところは、イラレで柄を作成すると修正が楽でいいですね。

シートメタルの方が黒いのは、コピック(アルコールマーカー)のW4(ウォームグレー)で塗ってみたからですね。コピックは意外と使えるもんです。微妙に手触りがキシキシした感じになりますけれども。気にしなければ分からない程度なので、まぁいいかな、と。
最近だとアルコールマーカーは100均でも買えるそうなので、もしムラが出るように着色したい場合はオススメしておきます。積層痕に入り込むのでムラなく塗るのはまず無理です。煤けた雰囲気を出すのにはちょうどいいのですが。

木質フィラメントは200℃だと糸引きが出てきたうえに、2つ並べて同時に出力したので外側にポツポツが沢山発生したりしました。
190℃で1つ1つ個別に出力すると、1つ目は綺麗に出力してくれるのですが、2つ目は内部に糸を引くという…ちょっと間を置いた方が良さそうですね。内部だからいいかなという気もしないでもないですが。

大体の柄の付け方が分かったので、その内、また違う柄でも作ろうと思います。何にしようかな。総柄ではなくて一部のみでもいいし、柄が間延びしない方法も分かったから推しのファンアート系でもいいんですよね。えへへ。
あとはピルケースとして使えるように3段にするとかでもいいですね。
楽しくなってきました。

とりあえず印籠系は一旦ここまでにします。次は行燈でも。


シートメタル機能で作成した方のデータのダウンロードはこちらから。

エンボス機能で作成した方のデータのダウンロードはこちらから。


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