種から始めるりんご🍎&みかん🍊栽培3:初めて迎える冬
前回の記録から少し間隔が空いてしまいましたが、久しぶりに種から育てていたりんごとみかんの苗についての記録をつけたいと思います。
初めて迎えた、冬のりんごとみかんはどのようになったのでしょうか?
初めてのりんごの苗栽培ですが、寒さによって紅葉していました。落葉することなくこのような姿でいるのは、本当に驚きです。
根がしっかりしているからでしょうか?栄養がきっちり行き渡っているようです。
ある程度観察を続けていると、「もうこの苗は枯れてしまうな」「この苗はまだまだ元気だな」とある程度判別できるようになりますが、いずれの生き残っている苗も元気に葉をつけており、冬も越えていけるでしょう。
1メートルを超える高さに成長した苗も3本ほどに増えました。
苗木が植えられているポットには、底のあたりにドライバーでぐるっと穴を開けています。
この穴によって水や空気が滞らず循環するように促していますが、それが奏功しているようです。
ただ、やはり冷え込みは厳しそうなため、草刈りの時に余った雑草を毛布のように土の表面にかけておくようにします。
残念ながら枯れていってしまっているポットもありましたが、1/10程度の割合であったため、まだまだ許容範囲と言えるでしょう。
来シーズン以降も新たな苗を作るべく種を仕込んでいますので、この先も楽しみです。
さて、次はみかんです。種から育てたみかんは、この冬を迎えてどのようになったでしょうか?
こちらのみかんですが、夏の間はアゲハ蝶や蛾の幼虫が大量発生して葉をどんどん食べられるという食害に悩まされました。
しかし、それだけ食べられるということは、生存には適さないということ。これもまた自然の摂理として受け止めて、生き残りつつある精鋭たちに注目していきたいと思います。
りんごに比べ成長は緩やかですが、経験上、その分根を深く広く張っているのがみかんです。
冬の間も落葉することなく葉は多く、常緑樹らしい佇まいをしています。
ただ、ポット内の他の雑草の成長に負けてやや元気のないものもチラホラ見えました。
土の流出、みかんの根による養分の吸い上げなどにより、土の量が減っているポットもいくつか見られました。
そういったポットには土を足し、再び土の表面に枯れ草を毛布のようにかけます。
冬の冷え込みを緩和し、水分を逃さない工夫でもあります。
以上、冬のりんごとみかんを見てきましたが、来シーズン以降も新たに種から発芽し、増えていくだろう苗を育てることが楽しみになってきました。
ゆくゆくは、この冬から本格的に開拓し始めた耕作放棄地にも植栽していき、豊かな森に育てていければなと思います。
春が待ち遠しいですね。
サポート、コメント、リアクションその他様々な形の応援は、次の世代に豊かな生態系とコミュニティを遺す種々の活動に役立てていきたいと思います🌱