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コーヒー1:豆ではなく種

おはようございます。
今日も晴れていてオレンジ色の朝陽が柔らかく、寒すぎずに過ごせる。

昨日からはお茶からコーヒーに話を転じて、今日からはより具体的に見ていきたい。
まずは、その原料となるコーヒー豆がどんな植物の何なのかを今日は見ていきたい。

コーヒーはそもそもどんな植物なのか

コーヒーはアカネ目アカネ科コフィア属に分類される植物で、一般的にはコーヒーノキと呼ばれ、白い花を咲かせた後サクランボのような鮮やかな赤い木の実をつける。トップで見てもらえるこの木の実はその名もコーヒーチェリーと呼ばれ、このまん丸の実の中に半球の状態の種が2つペアになって、その実の大部分を占める形で入っている。この種一粒一粒が「コーヒー豆」と呼ばれる、僕らが飲むコーヒーの原材料だ。
つまり、厳密に言えば豆ではないし、そもそもマメ科の植物でもない。豆と呼ばれるようになったのは、英語でcoffee beansと呼ばれていたことに由来している。英語でbeansという言葉が、もちろん豆科の食べられる種やそれを包むさやのことを指すのと同時に、見た目がそれに近しいものも指して使うことがある。アオイ科の植物の種子であるカカオの種子もCocoa beans(カカオ豆)と呼ばれるのが、もう一つの良い例だろう。

この種は剥き出した際にはピーナッツのような色をしているが、ここからさらに種そのものと内果皮(パーチメント)と呼ばれる薄皮(ピーナッツにもついている薄皮のようなもの)とに分かれる。この種自体を生豆と呼び、この生豆を炒って焙煎すると僕たちがコーヒー屋さんでよくお見かけする焦茶色のコーヒー豆の状態になるという訳だ。

実の身の部分は食べないのかと言えば、実の大部分を種(豆)が占めているから食べるほど量がない、というのが実際のところのようだ。食べる(舐める)と木の実らしくほんのり甘いと言われている。基本的には肥料にしたりされることが多いが、乾燥させた木の実部分をお茶にしたカスカラティー(カスカラとはスペイン語でモミを意味する)という形で販売されることもあるようだ。

*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

明日からは、このコーヒーノキの種類を詳しく見ていこう。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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