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カレーの誘惑【グルメ:下北沢】

新年が明けて早くも2度目の週末。
冷蔵庫の中には元旦に家族が集まって置いていったお節の残りを日々ちょびちょび減らしているわけですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

この週末は仲良くしてくださってる方の舞台を観に下北沢に行くことになり、昼過ぎからの舞台に前乗りして下北沢を散策することに。東東京に住んでいて、実家が田園都市線なのでその辺りがメインで、小田急線・井の頭線沿線にあまりご縁もなかったもののやはり独特の文化のある街なのは知っていて、過去に何度か来た時も友人のライブとかだったかな。なので今回はランチと古着を目的の前乗りしました。

ランチはなぜか餃子のつもりでいたんだけど、行く途中に検索していたら思った様な餃子屋さんが見つけられず、そんな中で名前のセンスで気になったのが『カレーの惑星』さん。写真を見る限り、スパイスカレー風でお節慣れしてしまってる口にはもってこいな感じ。

カレーの惑星

駅から街並みを楽しみながら進むこと、15分弱。12時前で空いてないお店も多い中早速数人並んでいるお店が。でも見た目は写真屋さん、フジカラーってあの緑色の屋根がかかってる。お店を覗き込んでみると、入り口にちゃんとカレーのメニューが置いてあって、ガラス越しにカフェの様な店内が見えてホッと安心、粛々と並びます。2人用のテーブルが3つと3人分のカウンター席、締めて9名分の席しかないのでそれなりに時間がかかるものの20分程度で入店。

メニューは4つの中から、単品かカレーの2種盛りとシンプル。(店構えやメニューの写真撮り忘れたり、そういうとこだよなあ…と反省するばかり)せっかくなのでいろんなメニューを楽しむためにも2種盛り、定番と思われる焦がしキーマと甘みと酸味が特徴のポークカレーをお願いしました。で、これ↓

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左がキーマ、右がポーク、真ん中に様々な付け合わせにとどめはご飯に刺さったイチゴです。そしてこの盛り付け方、見た目で楽しみになる演出が食べるのが楽しみに。
食べようとしていたらカウンターで1人分の席が空き、外で二人組が最初に待っていたので通された2名用のテーブルからカウンターに移動させてもらう。移動後のカウンターがカレー屋さん感満載。この向こう側の厨房で作るところを覗き見ながら焦がしたキーマのカリコリっとした食感や甘酸っぱいフレッシュな味わいを堪能していたら、ふと目の前の『本日のDesert』のポップが目に留まる。どっちも美味しそうなんだけど、前に何かで日本酒を使ったスイーツが美味しいと聞いたことがあったのと希少な国産クリームチーズ使ったチーズケーキでかつこのお値段!ということでカレーをもぐもぐ美味しく小分けにして交互に楽しみながら、食後にホットチャイと共にいただこうと目論み正直ニヤけていたと思う。でも店員さんにもバレていないはず。

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そのデザートセット(勝手に合わせたもの)がこちら。
美味しいカレーを食べ切って無くなってしまった寂しさを癒してくれる。チャイはもちろんミルクでマイルドになったスパイスが聞いていて、チーズケーキも焦がしナッツと共に盛り付けられている。カレーから始まる、何味とは形容しにくい複雑で奥深くて味わいが続くけれどそれらには一貫性があってとても贅沢なフルコースを食べた様な満足感。
下北に来る前に咄嗟に決めた選択とは言え、大満足なランチ。ぜひまたお邪魔したい。

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カレーの惑星から、いくつかの古着屋(それぞれ個性があってその雰囲気だけでも楽しい)で洋服を物色していると待ち合わせの友人が会場に着いたとの連絡が。

程なく会場に着いてそのまま予約をしていたチケットを受け取り入場して観劇。シアターの写真撮るの忘れて、ランチの美味しいカレー(とデザート)だけが残っていた、という何がメインだったかわからないけど美味しかったからまあいいか、という週末でした。

皆さんの、明日から始まる一週間が、地元でも勤務先でも周辺で今まではいったことがないけど面白そうなお店に入って思わぬ発見でほっこり幸せになれる、そんな一週間になります様に。

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