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真珠11:真珠にまつわる逸話(ヨーロッパ)
こんばんは。
今日はすでに都内の気温は35℃をマークして湿度共に外で風がない状態だとかなりしんどい。
20年前は35℃になることなんて真夏にだってほとんどなくて『体温じゃん!』って言って呆れて笑ってたのに今じゃ当たり前だもんね。加速度的に気温上昇が続けばもう20年もかからず都内でも40℃になる日も来るんだろう。
神話に登場する真珠
中世ヨーロッパでは、装飾品としてよりもむしろ魔除けとしての意味が大きく、また医薬としても用いられた。薬にする場合、小粒の真珠が好まれたという。珍珠の主成分は炭酸カルシウム、さらにタンパク質などが含まれている。真珠の主な効能は、解熱、鎮痛、鎮静、滋養強壮などとされており、頭痛、目の病気、不眠症、口内炎などにも用いられている。
医薬や護符や解毒剤や化粧品としても大いに珍重される真珠は、美食の対象としても古くから様々な形で用いられてきた。
クレオパトラがアントニウスを迎えた宴会で,耳飾の真珠を酢に溶かして飲んだという伝説は有名だが,酢で真珠を溶かすのは無理であり,また真珠を溶かすほど強い酸では,とても人間が飲めない。しかし,真珠を飲むというのは美食の極致として,しばしば人間の願望にあらわれたものと言える。例えば他にも16世紀イギリスの金融業者で〈グレシャムの法則〉によって名高いT.グレシャムは,1万5000ポンドの真珠を砕いて混ぜたブドウ酒でエリザベス女王のために乾杯を捧げたという。
エリアーデによれば,真珠は水と女性に結びついた月のシンボルであり,その呪力に対する信仰は先史時代から現代にいたるまで世界中どこでも見いだされる。16世紀に入ると(この時代を別名パール・エージとも呼ばれる)、ふたたび王侯貴族の装身具としての役割が高まり、新たに天使、水のニンフ、愛する人の涙の結晶というような意味づけが与えられた。
その後、ダイヤモンドの加工法が研究され真珠の人気を奪ったが、18世紀になり、真珠の産出量が減ると、ふたたびダイヤモンドと並んで宝飾品の王座を競いあうようになった。
なお、ギリシア語では真珠はマルガリトスmargaritesといい、マーガレット(イギリス)、マルグリット(フランス)、マルガリータ(スペイン)などの女性の名や花の名前、発明当時色が似ていることから命名されたマーガリンなどにその名が残っている。ラテン語ではペルラperlaといい、英語のパールpearlの語源となっている。
*上記の情報は以下のリンクからまとめています。
https://kotobank.jp/word/%E7%9C%9F%E7%8F%A0-81887#goog_rewarded
https://www.gia.edu/JP/pearl-quality-factor
僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。
皆様も、良い一日を。
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