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金5:金の生産量ランキング

おはようございます。
今日は気持ちの良い快晴。気温も高くて日向ぼっこしてちょうど良いくらい。植物たちも水を楽しみに待っていそうな朝。

さて、昨日は日本の産地を年代を追ってきたけれど、今日は一旦世界に目を向けて世界の金の生産量と埋蔵量を見ていきたい。
こういうの見比べるのが大好きなので、それぞれを横に並べて見てみる。

金の産出量ランキング(上)        金の埋蔵量ランキング(下)

1位 中国      約370トン        オーストラリア 12,000トン
2位 オーストラリア 約310トン        ロシア     11,100トン
3位 ロシア     約310トン        南アフリカ   5,000トン
4位 カナダ     約200トン        アメリカ    3,000トン
5位 アメリカ    約170トン        中国      3,000トン
6位 カザフスタン  約130トン        インドネシア  2,600トン
7位 メキシコ    約120トン        ブラジル    2,400トン
8位 インドネシア  約110トン        カナダ     2,300トン
9位 ウズベキスタン 約100トン        ペルー     2,300トン
    南アフリカ      約100トン        ウズベキスタン 1,800トン

日本                       約4.4トン                157トン
2023年 Total  3,000トン           Total 59,000トン

中国は貴金属としての価値と同じ位、ITや宇宙など工業関連での使用も多そうで国を挙げて生産量を稼いでいるけど、今のペースじゃ後8年後には枯渇してしまう。結構シリアスでリアルな数字。
その点でオーストラリアとロシアは共に金の塊のような国で今のままでも40年弱は取り続けられる。その頃くらいまでは金は今と同様に重要な資源であることは変わっていなそう。

世界的に見ても約20年で全て掘り起こしてしまう計算だ。もちろんその間により効率の良い採掘方法や新たな生産地などの新たな可能性と同時に、そして都市鉱山の効果的活用がより現実的に求められてくるだろう。


*上記の情報は以下のリンクからまとめています。

https://pubs.usgs.gov/periodicals/mcs2024/mcs2024.pdf

P.83の「GOLD」参照

こうやって数値にしてみると、金が限られた貴重な資源ということがよりリアルにわかるけど、一歩引いて冷静に見てみれば、銀も胴も、それこそ石油もおんなじ話だよね。
その点で地球内で循環してくくれて、今流行りのように使われている「持続可能」がほっといてもできている水の本当の有り難さと尊さを思い知らされて、全然別の角度への気づきと感謝のベクトルが伸びていく面白い学びでした。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。


皆様も、良い一日を。

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