記事一覧
放置下書きを公開後悔
1年半ほど放ってあったMBD関連の放置下書きを公開設定しました。読み返しもしていないのでたぶん後悔するけどまあいいか。風を通さないとカビが生えますもんね。
うかうかしている間にもうすぐアメリカでは続編発売です。もう一度シリーズを読み直したいところ。
マーダーボット、怒りのデスロード
怒りから始まった物語
マーサ・ウェルズが、マーダーボットシリーズの第1話「AllSystemsRed」を書き始めたのは2016年(出版:2017年5月)だという。
この年はダッカ、ブリュッセル、ニース、NYなど各地でテロが頻発し、6月には英国がEU離脱を決定。11月にアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利した年だ。
ウェルズは下記インタビュー(2020年8月)で「自分はこれまで人生の多くに腹を立て
救難ビーコン打ち上げ計画の謎
マーダーボットダイアリー1話、大好きなんだけど、弊機の発案による作戦が、ちょっと雑過ぎやしないか………と気になる。当方の読解力不足かしら。でも何度読んでも気になる。
グラシンの指摘はもっともだし、それ以外にも穴があるんじゃないでしょうか。ねえ。
あと、相手をだまくらかして、まずプリザベーションの基幹システムを再起動させた理由がわからない。誰か教えてくれないかしら。
あとビーコン打ち上げから救助
原著と翻訳3
“You can still get out of this,” Thiago gasped.
“Just let us go. You can take me as a hostage?”
Oh, right, that’ll help. I said, “No hostages.
性差別を超えると貧富差別がみえる?
プリザベーションは理想郷なのか? 平和で物質的・経済的にも豊かで、皆が不安なく暮らせる自己充足的な世界。そこで矛盾は生じていないのか。閉塞感は表れていないか。気づかれぬまま徐々に活力が落ちてはいないか。
一方の企業リムでも現代社会のような性差別はないらしい。
政体のトップや、大企業の管理職や、チンピラギャングの親玉や、強面の殺し屋や、警備局のオヤジさんなどが女性。見たところ現代社会の性別を反転さ
やや古風な訳文について
「一家言あります」とか、「内憂も外患も気にしなくていい」とか、「不愉快千万」とか、微妙にクラシカルな言い回しも好きなポイントのひとつ。ですます調から派生した用字用語選択かしら。
ARTと弊機とBABY
弊機とアメナとARTによる「baby」に関する会話シーン。ものすごく笑えるのですが、その反面どうもモヤモヤしてました。これは自分の読解力不足によるものだと思うのですが、アメナのセリフがスッと入ってこないのです。
「殺されたり削除されたり何が起こるかわからないから子供をつくる」というのは変ではないか?
アメナはARTに弊機の本音を伝えたけれど、一体何がしたかったのか。
弊機:みずからのコピーを提案
「私はここで転がった」ネットワークエフェクト
“ある信頼できる友人だけがみつけられる場所に隠しておいた”
その相手がいる前で、別の人間に向かって素知らぬ調子でうそぶくんだから、そりゃ弊機としては壁を向いて「黙れ、クソ野郎」と言うしかなかろう。
パスワードが「人間には発音もアクセスもできない」弊機の本名だと言うのも、最高すぎて転げ回るしかない。
[note]に書くと世界が変わるかもしれない
テスト中です。
これまではほそぼそと、人様がお書きになったものを見せて頂いておりましたが、せっかくなのでもう少し積極的に利用してみようかと思い、どんなふうになるかを試しております。
従来のブログ等と違う点は、「売る」ことができることだと。しかし買って読みたいものがいま見ているWEB上にどれだけあるか。有料と書いてあれば即座に引き返すのが習慣になっている自分ですから、ましてや自分が有料コンテンツ