たかが言葉、けれどもその時のハート

はぁい、ゆかりです🙋‍♀️
今日は「ことばの日」の制定1周年だそうです。
私は、話すよりも文章の方が表現しやすいと思っていて。
ご覧の通り、自分の世界観で文章を綴るのですが。
文章や言葉について、思っていることがあって。
「ことばの日」を機に、そのあたりをちょっぴり真剣に、書いてみました。

【言葉の語源と価値】

言葉の由来は、「言（こと）」と「端（は）」の複合語から来ています。
「言」には「事」と同じ意味が含まれていて、「言」には字のごとく口先だけの軽い意味を付加させるために「端」を加えて「ことば」としたようです。
よくわからないけどね。

この説明を読んだときに、悲しくなったことを覚えている。
私は「言葉」に反応を示しやすい。
誰かが何気なく口にした本当はそれこそ、口先だけの軽いものかも知れないが、私は重く捉えることが多い。
自身も、言葉をとても大切に扱っていることが多いように思う。
けど、やはり、言葉はただの言葉なのかな、って。
そう思って悲しくなったのだと思う。
同じ「言葉」であっても、人によってその価値観が、当たり前だけど異なる。
自分にとってと相手にとって、意味や用い方が違うことがままある。

「言霊」という言葉がある。
私はどちらかというと、言葉が纏う「氣」が気になる。
ちょっと表現がまどろっこしいのですけど。
なんとなく、数字と同じくらいに、言葉には意味以上の何か大いなるものが宿っているのではないか、と思ってしまう。

【ことばの日に贈りたい言葉】

この日に、自分が大切な人たちに、何か特別に言葉を贈りたい、と考えた。
しかし、浮かばない、「ピッタリ」が浮かばない。
そして、特別ってなんだろうか？
例えば、「大好き」「愛している」以外の言葉でその言葉のもつ意味を伝えたい。
人の数ほどにたくさんの表現方法がある。
夏目漱石は「I love you」を「月が綺麗ですね。」とでも訳しておけ！っと言ったのだ、という逸話はとても有名だ。
好きなものは好き！ってシンプルのが伝わりやすくないか、と思ってしまう。
「月が綺麗ですね。」って、一見なんだかロマンティック風味なのだけど。
「ええ、そうですわね。」とでも返答されたら困るではないか、伝わらなくて。
まぁ、いいのか、「端」なんだから？
となると、切ない。

確かに、言葉はただの言葉、だ。
それでも私は言いたい。
ただの言葉かも知れないけど、重みはないかも知れないけど、いつか擦れてなかったことになるかも知れないけど。
私の今の心なんだよ、その言葉、って。

けど、だからと言って、受け手には受け手の解釈が、あるから。
自分の意図がそのまま伝わらない、は大前提だとは思う。
自由だ、発する方も、受ける方も。

と考えると、「ことばの日」だから、と力まずとも。
いつもその時の素直な私を言葉にふんわり乗せて、表現していたい。

【writing is lighting】

さて。
私は、「話す」よりも「書く」言葉の表現の方が、自分らしいと感じる。
そして表現したいことはたくさんあり、能力が追いつかず表現し尽くせない。

「ライティング」の響きを、コピーライターの阿部広太郎さんが表現していて。
私は私の解釈ですっかりと、この表現方法に共感した。
こうありたい。
書くことを自身の光にして、照らす光を創りたい。

「光」のあるところには、当然「影」ができる。
そして「闇」があるからこそ、光に意味や意義が生じている。
ただただ光だけ、は有り得ない。
そこの共存する、影や闇も大切な一部として、光と共に表現したい。

「愛」も同じことだと思う。
愛があるからこそ、愛を源にしているがともすると真逆にすら思わざるをえないような違った形に、変容したりする。
例えば、嫉妬、恨み、嫌悪、劣等感、罪悪感、枚挙にいとまない。
しかし、いずれも愛が存在しなければ、生まれ出づることはないのだ。

私はそんなようなことを、自身として表現していきたいのかな、と思う。

【結びに】

生きとし生ける全てのものは、すべからく「愛」と「光」の存在。
ただ忘れてしまっているだけ。
たくさんの自分由来ではない価値観を積み重ねて、後から足し算で付け加えられたものによって、本来の「ゼロ」の自分がわからなくなってしまっている。
私が「ことばの日」に特定の誰かではなく、もっともっとたくさんの方々に向けて、言葉を贈るならば。
あるがままのあなたを知って、不要なもの、心や魂が嫌がっているもの。
それらをできる限りに手放して。
そして本来のあなたに戻っていけば、それはあなたの世界が変わるほどの体験となる。
そうそう全体としての世界は風の時代に入ったからと言って、すぐには変わりません。
変わるのは個々の世界だけ、つまり価値観や物事の捉え方が変容して行って、あたらしい世界を創る、自分で。
誰もが新しい世界に行けます。
自分を知り、過去を癒し、今の自分の位置を認めて、未来を創る。

生きとし生ける全ての生命が常に祝福されていることを。
私たちはきちんと思い出せますように。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございます！
いつも感謝しております。
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それでは、またお会いしましょう。
今日の好き日に全力で感謝！