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わたしの目線。

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大切だと思うことを、「わたし目線」で記したもの。
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2020年8月の記事一覧

「明日を拓く」とは、怖いことから逃げるための手立てなのかもしれない。

子供の頃、怖いものを聞かれたら「オバケ」とでも答えていたような気がします。細かには覚えていはいけれど、数回は聞かれて答えた記憶は残っています。 十分すぎるほど大人になった私が同じ質問をされたら、迷わず「死」だと答えるに違いないでしょう。 日々のニュースのタイトルを目にしてもそう感じるし、ここ数年で身近な友達が何人か亡くなったこともあります。 そういう年齢だから。 確かにそうかもしれません。 「人生80年」と言ってしまえば、若いと言われることもあるでしょうが、年々衰える身

認められない人生を、認める勇気のこと。

この一年くらいで、マインドやら人の資質やらについて考えを深めてきました。深めすぎて気にしすぎる自分が辛くなりそうだったので、ある時からシフトチェンジしたりもしました。 自分や誰かの資質について調べたり考察していると、驚くくらい時間があっという間に過ぎていて、生活に支障が出そうだったからです。 ちょっと可笑しいですよね。 私のまわりには「ちゃんとした自分」であろうとして、自らの首を締めている人が多かったようです。 私は「ちゃんとした自分」を持っていないと自負しているので、そ

人を元気づけるもの。

昨日、安倍総理大臣辞任のニュースが駆け巡りました。しばらくしてTwitterを見ると、ある議員のツイートが話題になっているのを知りました。 「大事な時に体を壊す癖」というワードを含むそのツイートを、何回も何回も読み直しました。 このnoteで、政治や議員批判について書くつもりはありません。 ただ、私は自分の中で「言葉」というものに特別な感情を持っています。 ここでツイートしているのですが、簡単に記します。 私は子育て中に「全般性不安障害」を発症しました。 全般性不安障

自分のために生きる、とは。

今日、SNSで見かけた「自分のために生きてきたことがない」という言葉が心に残り続けています。 いろいろな方がリプライしていて、多くの方から投稿者の方の信頼が厚いことが伺われました。 私自身がそこにリプライしてみようかと思ったのですが、深く知らないその方へのメッセージとしては唐突すぎると思い、ここに記します。 思春期、青年期と、私たちは大人というカテゴリに分類されはじめる過程で、「自分には何ができるか?」「自分には何が向いているか?」を決めなければなりません。 本来ならば

彼女を苛立たせるものは、私に特別な感情を抱かせる。

ウン十年生きてきて、まさかのコロナ。 そもそも世界規模で起きている事態を毎日のようにニュースで知るのに、「もしかしたら夢なんじゃないか?」なんて思いたくなるような時があります。 私は自宅で仕事をしています。バイトがなければ同じように一日中家にいる大学生の娘がいて、それが決して夢ではないことを自覚するのです。 少し前に、「小学生も中学生も、高校生も、両親ですら通勤・通学が再開しているのに、大学生だけオンライン授業で孤独だ」といったツイートがニュースになっていました。 まさ

思いが空回りする時は、本質から逃げているのかもしれない。

私はHSPだし、全般性不安障害を経験して未だその名残を抱えながら生きています。「敏感さ」というのは他人と比較することは難しいけれど、光や音や匂いといった物理的要素のある面でのインパクトを受けやすいのは判ります。 これらは、自分一人でインパクトを受ければいいだけだし、一過性であることがほとんどなのでやり過ごすしかないと諦めています。 けれど、「心の敏感さ」というのはなかなか切り替えることができなかったりしました。 ・・・そう。過去形です。 人の表情や声の音程や強弱に影響

やさしい言葉は、話さなくても聞こえる。

私は言葉を大切にしています。言葉は自分との対話に必要だし、もちろん誰かとのコミュニケーションに欠かせないものだと考えているからです。 思いを言葉にすることで、物事が明確になります。 グラスがテーブルの上にある事実は、言葉を重ねていくことで、変化していきます。 娘がお茶を飲むのに使ったコップが、テーブルの上にある。 グラスの周りには水滴が付いていて、触れるとまだ冷えている。 出かける前に一口飲んだけれど、時間がなくてそのままになったグラスは、持ち主を探して少し焦っているよ

あの日の思い出は、海の向こうへ。

この夏の暑い日々の中で、部屋の片付けをしていました。 子供がいると年齢とともに、どうしても必要のないものが出てきます。 親戚に送って喜ばれるようなお下がりの服でもない限り、「これ、どうする?」みたいなものが次から次へと発見されるんですね。 いや、発見というのは嘘です。 どちらかといえば「見て見ぬ振りをしていた」という表現が的確でしょう。まだ捨てるには忍びないから、何となく収納して蓋をしていたような物たちに、いよいよ向き合わなけばならないと思いました。 とはいえ、私の中では

高校生男子の、大人を観察する眼。

うちの高校生男子は反抗期がありませんでした。 思春期はあったし、まだ若干その最中かもしれないと感じるところもあります。ちょっとした葛藤を口にすることがあるからです。 この投稿をするにあたり、そういえば思春期っていつまでなの?と思ってググったら、『思春期は今や「10歳から24歳まで」』なんていう記事を見つけて若干ウンザリ気味の私です。 子どもから大人に変わる時期を指す『思春期』という言葉の定義が、変わりつつあるような気がします。 例えば、社会に出て働くようになったら大人だと

予定を立てるのではなく、予定を作ってしまうこと。

もともと体調が不安定な方ですが、この夏は著しく不安定です。むしろ体調の良い日がないくらい(T_T)。 とても悲しい現実ですが、だからといって卑下したり自暴自棄になったり、モチベーション低くなるのは反抗期のヤンキーみたいで好みません。 (表現・・・) さて、それでも仕事は進めたいし、進めないといけないわけです。 こんな時に私の中で働く思考があります。 予定を立てるのではなく、予定を作ってしまうこと。 私は普段からスケジュール帳を活用しています。 見開き一週間のページを、一

言葉を見方につけると、未来が開ける。

私のnoteのアカウント名(ニックネーム)は、『ゆかり/良い言葉は未来を変える』です。 Twitterもこれと同じような名前にしています。https://twitter.com/yurari_0_0 私は言葉にとてもこだわりのある人間です。 けれど、言葉に関して多くの学びをしたとか、専門性のある知識といったものは持ち合わせていません。 あくまでも「どこにでもいそうな人レベル」で、言葉を大切にしています。 詳しくはこちらのツイートに記しています。 言葉って大切だなぁという

ミスをしたときの、リカバリーについて。

以前、システムの仕事をしていました。 その頃にコロナが発生していたら、どんな風だったろうとたまに考えます。なぜならば、日本の企業の多くは、まだまだ在宅ワークができるほどの体制を整えていないと思っているからです。 とはいえ、大企業からでも進めてもらえれば、このコロナ禍で何らかの効果があるのではないかと推測します。 セキュリティを完備したノートPCを一人一台に配布する。VPNなどのリモート体制を整える。さらに、社員それぞれが、リモート接続して情報を扱うというリテラシー教育を受け

他人と自分の、正しい比べ方。

誰かと自分を比べるのは良くないという考えについて、どう思われますか? 誰かと自分を比べる。 兄弟を比べる。 容姿を比べる。 学力を比べる。 「比べる」にもたくさんあって、比べるのは良くないとか、意味がないという考え方が一定数あるのは確かだと思います。 無意味な比較は何も生み出さないどころか、マイナスイメージになるからです。 ここで言うところの「マイナスイメージ」とは、つまりはマインドの話になります。 比べることで自己否定に走ったり。比べることで諍いになったり。比べること

自分らしくないことは、できない。

自分を良く見せることが必要な時があります。 それは好きな人に会う時かもしれないし、大事な商談や面接の時かもしれません。 見た目が相手に与える印象は侮れないし、何よりも見た目だけでも万全に整えることで自分に自信を持てることだってあります。 自分メディアを持つことが容易になった今、例えばSNSのアイコン一つにも「自分を見せる=魅せる」といったある種のテクニックといったものも必要になってきました。 私自身も「自分を良く見せる」ことで、何かを達成したりした経験があります。服装や表