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ミスをしたときの、リカバリーについて。

以前、システムの仕事をしていました。
その頃にコロナが発生していたら、どんな風だったろうとたまに考えます。なぜならば、日本の企業の多くは、まだまだ在宅ワークができるほどの体制を整えていないと思っているからです。
とはいえ、大企業からでも進めてもらえれば、このコロナ禍で何らかの効果があるのではないかと推測します。

セキュリティを完備したノートPCを一人一台に配布する。VPNなどのリモート体制を整える。さらに、社員それぞれが、リモート接続して情報を扱うというリテラシー教育を受ける必要があります。
これらには当然コストがかかりますし、情報システム部門の負担はかなりなものになると考えます。

「接続できない」
「無料Wifiにつないでいいの?」
「PCの調子が悪い」
こういった問い合わせに対応するだけでも相当なものになるかもしれません。
ひと度、サーバーダウンなどの障害発生時には、ユーザーからのストレスを一身に受けることになります。


ミスをしたときの、リカバリーについて。

いきなり話題が変わりますが、うちの高校生男子は、普段は要領の良い方ですが、1年に1回は大きな何かをやらかす人です。

先日、大きくはなかったのですが、若干やらかしました。
私も関係していたので、仕方なくその尻拭いのような作業が必要になりました。
グチグチと文句を言いながらも、そのミスには相手がいるものだったので、丁寧に対応します。
ネット上を介してのやり取りなので、直接クレームを言われたわけでもなく、むしろご理解いただけたのでありがたく。
対応しつつ、以前の仕事のことを思い出したのです。


システムの仕事をしていると、技術の習得や、日々の対応の的確さに重点が置かれがちです。
けれど、私の中では、何か障害が発生した時のリカバリーこそが大切だと思っています。

内容によっては、自分には対応しきれないものも多く、力不足を感じることばかりでした。しかしながら、指示を仰ぎ速やかに対応する。情報を集める。周知する。
こういった流れの大切さを学んだことは確かです。


日常生活でも、身近で起きた小さな事柄からニュースになるような出来事まで、たくさんのミスや障害やらが発生しています。
もちろん、発生しないことが一番大切です。取り返しのつかない事柄ならなおさらです。


・・・さて。
・・・というわけで。

うちの高校生男子のリカバリーは、明日も続きます。
小さいミスなので、何とかなりそうですが。

先ほども、彼にブツブツ文句を言いながらも、いかに丁寧に対応するかを見せつつ動いたつもりです。

どうかな?
社会に出る頃には、きっと忘れてしまうだろうけど。
何となく感じてもらえたらいいな。

そして私自身も、これから起こるミスに対するリカバリーの考えを、今一度しっかりと整えたいと思う、そんな夜です。

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