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思い出日記

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#大人になるということ

20歳になったその日、なにかを変えたくて自転車で遠出した。なにも変わらなかった。その日1日だけでは。

20歳になったその日、なにかを変えたくて自転車で遠出した。なにも変わらなかった。その日1日だけでは。

「ああ、今日も、気がついたら朝だ...。」

*

2013年の6月9日。

その日20歳になった私は相変わらずの昼夜逆転生活で、寝なきゃって頭では分かっているけれどなんだか寝るのが惜しい気がして、結局眠らないまま朝を迎えた。

引きこもり生活も3年目。10代が終わってしまう。20歳になるなんて、そんなに大きな節目ですら変われなかったらきっとわたしは一生変われないだろう。そう思った。何かしなきゃ。

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どこに連れて行ってあげようか、昔のわたしの手を引いて。

どこに連れて行ってあげようか、昔のわたしの手を引いて。

わたしを一言であらわすなら。

いろんな言葉が当てはまるけど、ひとつ挙げるとしたら「『あ、そうなんだ』で済ます人」。

いつもいつもサッパリしているわけじゃないけど、たぶんけっこうサッパリしてるし、そんなに執着しないし、意外とあっさり手放す。



人の性格というものには、生まれつきとか、遺伝とか、そういったものもあるだろうけど、たぶん、幼い頃起こった出来事に形作られる要素のほうが多いんじゃない

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人生でいちばんたくさんの愛をくれた存在を、わたしも守りたいとおもうようになった

人生でいちばんたくさんの愛をくれた存在を、わたしも守りたいとおもうようになった

親子ならば、家族なら、仲が良くて当然?

そんなことはない。

感謝してることと、好きなことは一緒?

そんなことはない。

*

自分の信じていたことが、自分の価値観ではなく親の価値観だった気づく、いわゆる自立の時期。なんだか今まで信じていたことがすべて間違いだったような気がして、強烈に、猛烈に、距離を置きたくなった。

わたしは本当の自分じゃないわたしを、わたしだと思っていたの?そんなわたしを

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