見出し画像

SUNDRED(株)×5年生社会「森林とともに生きる」×SDGs教育|出前授業

1. 新しい森林の在り方とは?!

🐱事業紹介🐱


本日は5年生の先生方必見です😊!!!

____さて皆さん、「林業」と聞いて何を想像しますか?

昔からある職業?木を扱う仕事できつい仕事?危険な仕事?高齢者の方が多い?…など、それぞれいろんなイメージをもたれているでしょうね。

5年生の社会科の学習では森林について習う単元があるのですが、私はこの単元の時にいつも林業に携わる方から直接お話を聞きたいなと思っていたんです。

そしてなんと今回!!その夢が叶ったんです✨

社会「森林とともに生きる」の発展学習として、SUNDRED(株)の吉井拓史さんに来ていただきました~♪
普段は東京でテクノロジーや体験・レジャーなど様々なプロジェクトを通した新たな森林活用や森林保全などの活動に携わってらっしゃるお方です!!

☟くわしい内容はこちら!(ほんとにたくさんのプロジェクトが?!)☟


林業の仕事に従事されているというよりも「山」「森林」に広く関わられているので、教科書には収まらない幅広いお話が聞けそうな予感!!!

まさしく!発展学習!!! しかも今回は、

SPOT TEACHER(スポットティーチャー)としては初となるオンラインによる授業ですっ🤩!!


それでは、吉井さんにどのような授業をしていただいたのか今から紹介していきますのでぜひ最後までお読みくださいね~♪

2. 新たな発見だらけだった日本の林業の歴史


今回は、福岡市南区の小学校にお邪魔させていただきました。

5年生社会科「森林とともに生きる」の授業です。
4クラスということで、2クラスずつに分かれてのオンライン授業を行いました。

SPOT TEACHER初のオンライン授業の始まりです!!

まずは吉井さん自身の自己紹介から始まり、その後は資料をたくさん見せながら、日本の森林の歴史について丁寧に教えてくださいました。例えば

  • 日本の森林の価値は年間で70兆円もあるということ

  • 日本の木材自給率がたったの30%程度だということ

  • 戦後の復興のために急速に植林をしたこと   など

聞いている私も思わず「へぇ~!」がいくつも溢れました。

「森林・林業学習館」参照

その後は福岡市の森の活動の取り組みまで教えてくださったんです!

福岡の授業に合わせて調べて教えてくださったんですよね!
私もくわしくは知らなかったです!ありがとうございます✨

Fukuoka Green NEXT ロゴマーク ※現在このプロジェクトは進行中とのこと!


その後は教科書にも載っている林業の方々の作業の様子を動画で見せててくださったのですが

間伐 →→ 伐採 →→ 運搬 →→ トラック積込 →→ 木材の市場

実際にお仕事されているのを動画で見るとすごくわかりやすいだけでなく、吉井さんが同時解説付きで教えてくださるので更に理解が深まりました✨

しかも、昔は全て手作業でやっていたものが今は機械でやっているということもすごくよくわかりました!

一通り、林業の歴史や仕事の仕方がわかったところで質問の時間です。
子どもたちからはたくさんの純粋な質問がどんどん出ましたが、どの質問にも丁寧に答えてくださいました✨

子どもたちから出る質問ってほんとおもしろいですよね!

3.森林に関わる新しい取り組みとは…?


そして後半戦では、今現在の新しい木の活用として

  • 木造で出来た高層ビル

  • 木材で出来た自動車(トヨタ自動車)

  • 天然ヒノキキャンドル(これはヒノキの木を切った時に出る葉っぱを使っているそうです!昔は捨てていたそうでまさにSDGs!!)

  • きのこのレザーの商品(きのこもよく考えたら木にできますもんね!!)※しかもこのきのこレザーは動物の皮を使った場合よりも使用する水の量などが少なくすんですごくエコだそうです!

などを資料を見せながら紹介してくれました。

きのこレザーすごく気になります!!

子供たちも
「えーーー!すごい!!!」
「こんなのあるんだ!知らなかった!」
「おもしろすぎるやんけー!」

と、めちゃめちゃいい反応見せてました笑。

そしてまたさらに「すごい!」となったのは森林を3D化した映像です!

時代の変化に伴って技術はやっぱり進化してるんですね~!

昔は手作業で計測していたものが今は自動で計測されるそうです。
しかも木の1本1本を自動で測ることもできるそうで、事前にどの木を切るかを決めて森に入ることもできるそうです!

教室中からもたくさんの「すごい~!!」の声が溢れていました✨

林業というとすごく大変できつい仕事のように思っていましたが、機械やテクノロジーの力を使うことで、昔よりは作業が楽になったり、時間が削減されたりと進化していることを知りました!

森林をうまく活用しながら、それを実際にお仕事にされている吉井さんの話だからこそ、また新たな理解として子どもたちの心にもすっと響いた1時間となったのではないでしょうか🍀

4. コラボ授業を終えてみて…


戦後、復興等のために政府が急速に植林を行った政策のことを『拡大造林政策』というそうです。

しかし木が成長し木材として使えるようになるためには少なくとも40年程度の期間が必要だそうで、今ちょうどその時に植林したスギやヒノキなどが成熟し、収穫期を迎えているとのこと。

そういう話を聞いたら、今育っている木々たちを見たら更にいろいろと考えさせられることが増えそうですね。

しかも途中「花粉症のこと」が質問ででたのですが、これには吉井さんも

「昔、木を植えた職人たちも復興のためにと植えた木々たちが、数十年後にまさか『花粉症』として多くの人を苦しめることになるとは思ってなかったでしょう。」

と言われていた言葉が、花粉症に悩まされている私としてもなんだかすごくう~んと考えさせられました笑。

ただ『無花粉スギ』というものも現在は開発はされているようで、植樹が進んでいるところもあるとか。ただ、お値段の関係でたくさん植えるというのはまだ現実的ではないようでした。
(花粉症の方はみなさん「そこをなんとか!」と思われる案件ですよね笑)

いや~!どの話題も普通だったらなかなか聞けるお話ではないのでとっても興味深かったです✨

また今回授業を受けた子どもたちや先生の感想を少しですが紹介させていただきたいと思います。

子どもたちの感想✨ほんの一部です!
担任の先生からも感想をもらいました✨
吉井さんからも感想をいただきました✨

5. これからのこと


実は今回の授業なんですが、吉井さんには急遽お願いをしたんです。

私はオフラインの授業にこだわっていたため、森林に深くかかわっている吉井さんのことは存じ上げていたのですが、福岡に来られた時や東京の学校で授業をお願いしたいなと思っていたのです。

ですが今回、やっぱり吉井さんのされている活動のことを子どもたちに授業として届けたくて、オンラインとして依頼させていただきました✨

結果的には、SPOT TEACHERとしての初のオンライン授業となっただけでなく、今現在の新しい取り組みなどをたくさん知ることができて、授業をお願いして本当によかったなと思っています✨

しかも急なお願いだったにも関わらず、教科書の内容に合わせて資料も準備してくださったので、感謝感謝です!!

全ての質問にも丁寧に答えてくださいました~!!

急なお願いを引き受けてくださって本当にありがとうございました😊

普段は東京で活動をされている吉井さんですが、今後はスケジュールが合えば、東京や福岡などまた授業してくださるそうです✨
「福岡にも実際に行きますよ!」と言っていただけたので、首を長くしてお待ちしておりますね😊

ということで、授業を希望される方は下記ホームページまでお問い合わせください ♪

↓ ↓ スポットティーチャーHPはこちら ↓ ↓

※吉井さんへの直接の連絡はご遠慮ください。

本当にありがとうございました~🐱


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?