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独学3年でポルトガル語が話せるように

サンパウロの愉快米です。旦那と出会うまで、ブラジルでポルトガル語を話すとは知りませんでした。

初ブラジル渡航の際、ブラジルポルトガル語の本を2冊買いました。
ブラジル移住前、図書館に通い参考書を書き写していましたが、ブラジルで暮らし始めたときのポルトガル語能力は、ほぼ無いに等しいものでした。

それでも結局、独学3年ほどで日常会話に困らなくなり、子供たちの学校も病院も買い物も、大抵のことはひとりで出来るようになっていました。

▼目次
・最初の半年はひたすら単語を覚えた
・ポルトガル語の先生はあちこちにいる
・歩きシュミレーションで準備ばっちり
・ネイティブの発音や言い回しが自然と身に付く

最初の半年はひたすら単語を覚えた

移住して半年は、義実家に居候。乳児がいたし、旦那は忙しかったし、郊外で交通手段もなかったし、ブラジルは危険なところだと思い込んでいたしで、ほぼ外出することもなく、来る日も来る日もひたすら単語の暗記をしていました。数字やカレンダー、覚えてしまえば忘れないけど、覚えるまでは時間がかかりますよね。

ポルトガル語の先生はあちこちにいる

引越して一人になった私は、毎日2時間ほど息子をカンガルー抱っこして歩きました。近所の公園、商店街、スーパー、近所のフェイラ(路上市場)、小さなお店、病院・・・

どこに行っても、あちこちで話しかけられました。
フェイラに行く道中、知らない人が隣で話していることもしょっちゅう。
ブラジル人は親切なのか、分からないことがあれば、皆一生懸命教えてくれました。

歩きシュミレーションで準備ばっちり

最初の1年は単語と基礎文型を勉強しましたが、教科書は途中で止まったまま。あちこちで話しかけられる日々が続いていたある日、皆同じ質問をすることに気付き、答えを準備しておくことにしました。

質問は例えば、「あなた日本人?どうしてここにいるの?」「日本とブラジルどっちの方がいい?」「旦那さんは?何してるの?」「日本はいいとこ?どんなとこ?」それに加えて、今日自分が何をしたとか、何をする予定とか、何をしたいとか、聞かれたらすぐに答えられるようにシュミレーションを始めました。

すると、分からない単語や言い回しが出てきます。それを帰宅後忘れないうちにメモして、旦那に聞いたり辞書で調べて埋めていきました。そしてまた、歩いてる間に頭の中で繰り返し練習します。

ネイティブの発音や言い回しが自然と身に付く

ブラジル人に話しかけられたら、実践あるのみ。

新たな質問が出たら、また答えを準備するの繰り返しで、気付けば、発音も言い回しもすっかりブラジル流になっていました。

学校で習うような正確なポルトガル語は分かりませんが、3年ほどでコミュニケーションに困らなくなりました。分からないことは聞いて学ぶを繰り返し、今に至ります。

思い切って飛び出した海外で、人生が変わりました。旦那は日系ブラジル人。家族で南米の旅に挑戦中です。海外に出たい、ブラジルに興味がある、人生を変えるきっかけがほしい等、気軽にご相談ください。

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