【本日公開!】映画『閉鎖病棟』公開記念・精神科閉鎖病棟の思い出(ロング版)

こんにちは、優花です。私は精神障害を併発していて、毒親サバイバーの経営者です。毎日楽しく、幸せに生きています。

今日は、精神病院の閉鎖病棟への強制入院したときの思い出です。

毎日note更新挑戦記事の『簡易版』もありますが、ここでは、より深く精神病院の閉鎖病棟への強制入院について書いていきたいと思います。

さて、この記事を書くきっかけは、『閉鎖病棟 ーそれぞれの朝ー』原作:精神科医・帚木蓬生(山本周五郎賞受賞作)という映画が2019年11月1日(金)に公開されることを知ったので、フラッシュバックしたからです。

(私は虐待サバイバーのため、後遺症か記憶障害かつフラッシュバックしやすくなっています)

さて、閉鎖病棟への入院は数か月でした。

障害の症状が非常に強く出ていた私は、有無を言わせず閉鎖病棟への強制入院することになりました。(それでも、ありがたいのです。「ベッドが無い」と言われて入院を断られる人が多い中、即日入院できたので。というか、それほど症状が危険な状態で重すぎたのです)

閉鎖病棟にも重度から軽度まで段階があります。

最初に入った病室は、まるで牢獄のような部屋で、 病室にたどり着くまでに三重のセキュリティがあり、部屋は二重の防音室で、外から鍵をかけられていました。

部屋の中を見れるようにドアに蓋のある小窓がついていて、 トイレは病室の中に裸でボンと置いてありました。トイレットペーパーはスタッフの方が、病室の外から専用の場所にセットしてくださっていました。

10㎝も開かない窓の外に鉄格子がはまっていて。 自殺防止らしいですけど。私は死にたいなんて一度も思わなかったです。ただ、隣の部屋からは、防音壁を超えて毎日かすかに絶叫らしき叫び声が聞こえてた気がしました。

精神科の看護師さんは男性が多く、それは入院患者さんが暴れたりするのを止めるには、筋力がないと厳しいからだそうです。優しくお話を聞いてくださった方ばかりでした。

これ以上はセンシティブな内容になりますので、以下は有料とさせて頂きますね。

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