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今の職場でそのままストレス低減を!/仕事の要求度ーコントロールモデル

こんにちは!ゆうじろうです!



閲覧ありがとうございます!



本日は仕事で感じている事を書きたいと思います。



仕事と出世について



私は今の仕事のポジションを8年ほど続けています。



学生を卒業してからはしばらくフリーターだったのですが、派遣社員として楽しかった販売業に正社員として入社。そこから一つポジションが上がってスーパーバイザーとなり現在に至ります。



今後も仕事を続けていくのにも、やはり上のポジションを狙って行きたいと思っているのですが、なかなか狭き門で出世は出来てません。



しかし、勢いのある若い後輩で出世していく人を何人か見ており、その度に自信を失うような感覚に陥ります。。ただそれももう慣れてしまっている自分もいます。



数年前まではがむしゃらに働いていました。



実績を残していればいつか出世出来るだろうと。



その実績も、周りより一段も二段も飛び抜けた実績を出す強者もいるし、安定して実績を出し続ける人もいます。



私はというと、飛び抜けた実績を出す事もあれば全然ダメな時もあり、安定はしていません。



販売業なので、販売スタッフを外注で呼ぶ事もあります。そういう時は実績が出るのです。言ってしまえばお金をかけているので誰でも実績を出せます。



私は外注で呼んだときだけ実績がよく、呼ばない時は並の成績です。



がむしゃらに働くと言っても他力本願であって自身の能力ではないのだと数年経ってようやく気付きました。(遅い!)



もちろん外注で実績を出し続ければ会社での個人評価は良くなります。



その分会社のお金使ってますが。。



それも戦略の一つ。



ただ上司から見て、頑張ってるのはわかるけど出世となると話は別。な感じとなってしまいます。



そんな私は出世を諦めかけています。もう俺には無理だと。



何故かって



期毎にもらうフィードバックで、「実績は素晴らしい。あとはそれを周りに波及させる事が出来たら次のステップも見えて来る。期待してます」的な事を言っていただけます。



そこで産業カウンセラーで勉強した知識などを活かして生産性向上のプロジェクトを取り組み始めました。



私はこのプロジェクトにかけていました。これで出世出来なければもう無理だと。



結果的にそのプロジェクトは上手くいって組織にとって大きな貢献となりました!



それにとてもやりがいのある、自身も成長出来たプロジェクトでした。



課長からも物凄く良い評価を頂きました!(ヤッター!)



ただ、そのプロジェクトに熱中し過ぎたのか、自分の実績はズタボロでした 笑



素晴らしい評価は頂けましたが、出世とはまだ程遠い感じです。。



さらに、別の数字が悪くて課長に詰められた時に「お前なんて一度も推薦した事ないからな!」※出世に対して



と言われ



吹っ切れました!



もう無理っす!!笑



もういいや!



自分が楽しい事だけやろう!笑



自由に仕事ができる環境



よく考えてみたら、一つ上のポジション(自分の上司)の仕事を見ていて何が楽しいのかわからない。



あまり干渉してこないし。



仕事丸投げ感が強いし。



自分はそのポジションに憧れて、ただ出世して、同僚の先を行って、優越感を得たいだけ。



そんな風に考えた。



そしてよく考えてみた。



やりたいプロジェクトやらせてくれたり



上司があまり干渉してこないし



仕事丸投げしてくるし



これってめちゃくちゃ恵まれた環境じゃないかと!



要は自由にやらせてくれる環境



やりたい事やって、上司は口出しせず任せてくれる。



それが良ければ評価され、悪ければ詰められる 笑



なんて自由度が高い職場なんだろうと!



なんだか申し訳なくなってきた 笑



良い職場だなー 笑



仕事の要求度ーコントロール・モデル(Karasek,1979)



パフォーマンスとストレス要因の関連を示した研究があります。

・仕事の要求度(多さ・役割・責任など)
・仕事の裁量度(裁量権・自由度など)

の2要因から構成されています。



この組み合わせで4つの構成に分類します。



1.要求度が高く、コントロールも高い『活動的』
2.要求度が高く、コントロールが低い『高ストレイン』
3.要求度が低く、コントロールが高い『低ストレイン』
4.要求度が低く、コントロールも低い『受動的』

仕事の要求度ーコントロールモデル(Karasek,1979)



これを見ると、仕事の裁量度(自由度)が高いと仕事へのストレスは低減しています。



縛られず自由に仕事ができる。自分にある程度裁量権があって、コントロールできる環境がもっともストレスを感じなく仕事ができると言うことです。



逆に裁量度(自由度)が低いと仕事へのストレスが高まります



特に要求度が高い場合は一番ストレスが高いです。



仕事の量が多い。求められるものも多く責任も重い。かつ仕事の裁量度(自由度)が低いので、言われた通りにやらなけらばならない。自分の意見は通らない。やりたいように出来ない。が一番のストレスです。



このストレスは身体的にも影響が出るようなら要注意です。



要求度が高くて、なおかつ裁量度(自由度)も高いと、今度は活動的になります。



仕事に対する責任も重い。裁量度(自由度)も高くやりたいようにやらせてくれる。任される環境。



ここは一番モチベーションやパフォーマンスが高まる状態となります。



受動的に関しては、自身の成長も何もなく、その人のスキルや別の問題となってきます。



私の仕事の話に戻ると



やりたいことをやらせてくれたり(裁量度高い)
上司は干渉してこない(裁量度高い)
実績が悪ければ詰められる(要求度高い)



となるので1の『活動的』に当てはまります!



もちろん全くストレスがないわけではないし、実績が悪いとストレスにもなります。



ただ自由度が高い今のポジションは自分次第では凄く楽しめるのではないかと思うのです。



出世とか、いったんこだわらなくなったら、結構楽しいです 笑



上司を見ていると、あまり自由度を感じないのです。(その人によるかもですが)



もしかしたら、ポジションが上がるほど、自由度が下がっていくのかもしれません。自分の上司を見ているとそんな感じに見えます。(多分)



さらに責任も重くなりますので、病む人もいるかもしれません。



皆さんの仕事・職場はどれに当てはまるでしょうか?



自由度が低いとお考えの仕事でも、どこかで自由度、自身の裁量権がある分野が少しでもあれば、そこで何か取り組んでみるのも仕事を楽しむ上での一つの方法かもしれません。



そうやってストレスを溜めずに自由に仕事をしたいものですね!



仕事のストレスは他にも人間関係や色々あるかと思いますが、今回は要求度と裁量度の2要因から触れてみました。



人間関係も改善



でも自由度を高く持って仕事ができると、必然的に人間関係も良くなりました。



自由に仕事ができると言っても全て一人で仕事をしているわけではなく、周りの人との関わり合いのなかで仕事をしています。



自由度が低いと、周りとのコミュニケーションが上手くいかない気がします。



指示通り仕事をしているので意見の食い違いや進め方の違いなどで周りに不満が出てきたりもします。



自由度が高いと、やりたいことを進めていく中で、周りに意見を合わせることもできるし、協調性を大事にする。



自由にするためには周りと良質なコミュニケーションをとる必要があるのです。



そうでないと自由に仕事を進めません。



プロジェクトリーダーなら特にそうですね。



結果的に周りとの人間関係も良くなり、そういったストレスに悩みにくくなりました。



最後になりますが、自由度が高い仕事って素晴らしいってことです!



今の仕事で自分の裁量権がある分野が少しでもあるなら、そこで思いっきり楽しみましょう!



最後までお読みいただきありがとうございました!

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