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【ビジネス基礎】新卒で入社した商社から学んだこと

カラバオ創業から1ヶ月程たち、少しずつですが売上も上がっている今日この頃。

皆さんはいかがをお過ごしでしょうか?
GW明けの五月病も落ち着いた頃でしょうか?

新入社員の皆さんは慣れない社会人生活で疲れていることでしょう。
GWで休んだ後はなかなか気持ちがのらないですよね。。。

僕もGW明けは会社に行きたくない!って思っていたのを覚えています。
GWに限らず、長めの休みのあとの仕事は億劫でした。

そんな時期に僕が新卒で入社した会社で学んだことをまとめてみました!

・新入社員でこれからの未来に希望を抱いている方
・これから就活でどんな企業を受けようか迷っている方
・仕事のモチベーションが下がっている方

いろんな方に読んでいただけると嬉しいです!

新卒で入社したしたのはどんな会社?

・東証一部上場の専門商社 社員数は全体で600人程度
・大阪支店勤務の営業 ルートセールスがメインで配送の手配なども行う 
・古い業界で昔ながらの慣習が残っている

いわゆる大企業で営業として働いていました。東京で働きたかったのですが、地元が大阪に近いこともあってか大阪でファーストキャリアをスタートしています。

今振り返ると大阪で働いた経験は僕の社会人生活・スキルに大きな影響がありました。

大阪支店は東京の本社とは違い、新入社員がほとんどおらず教育方法も確立されていませんでした。総合職の同期は20人ほどがいたのですが、大阪配属は2人のみという状況です。

また東京配属の人は2−3年目程度の近い先輩がOJTとして指導してくれますが、僕の場合はOJTは当時40代前半の大先輩でしたw

当時は嫌だな〜と思っていたのですが、その経験は東京配属以上のものだったと今ではラッキーだったと思っています。

そんな状況で学んだことをお伝えします!!

何よりも先に人の名前を覚えて呼べ!

配属初日はどんな仕事をするんだろうとドキドキしていたのですが、OJTのOさんから言われたのは大阪支店の社員の名前を全員覚えること。

「そんなの仕事じゃないじゃん」と思っていた僕ですが、とりあえず座席表をもらいキョロキョロしながら顔と名前を覚えることにしました。

3フロアあったので顔と名前を覚えるためだけにフロアを移動しながら普段顔を合わせることが少ない社員の名前も全員覚えました。1週間ほどで大阪支店にいた約100人全員の名前を覚えたと思います。

課題の意図は教えてもらいませんでしたが、今になって考えると仕事で最も大事なことは人間関係の構築でその第一歩が名前を覚えることだと伝えたかったのかなと。

名前を覚えてもらえると単純に嬉しいし、本当に知らない人で無い限り嫌な印象を受けることはないと思います。そして名前を呼ばれると親近感を持ち、相手も自分のことを知ろうとしてくれます。

実際、名前を覚えていたことで社内行事でいろんな人に話かけることができました。当時は悪い意味で目立っていたらしくほとんどの人が僕に良い印象はなかったそうですが、、、

こういった経験があったので今でも新しいメンバーには社内のメンバーの名前を覚えることを最初の課題にしています。

文章ではクソ丁寧に 、話すときはカジュアル敬語で!

仕事のやりとりはメールなどの文章によるものと電話や対面での会話によるものの大きく分けて2種類。

どちらも同じ言葉づかいではなくて変えるのが良いと教わりました(※正確にはできる先輩を見ていて感じたのでマネしてました)

具体的にはメールなどの文章ではこれでもかというぐらい丁寧な言葉づかいをこころがけます。

文章では表情や抑揚をつけにくいので読む人によって受ける印象が異なります。だから誰が読んでも悪い印象を受けないように丁寧すぎるぐらいの言葉をつかうようにしています。

逆に対面や電話の場面ではかたい言葉よりもカジュアル目な言葉をつかいます。文章とは違って表情や抑揚で相手に与える印象を変えることができるからです。

かたい言葉だとビジネスライクで遠い印象を与えるのですが、カジュアル敬語(失礼のない範囲)だと近い関係性を築きやすいと感じています。なのでお客さんとの距離を縮めたい場合はカジュアル敬語が効果的だと考えています。

ただし、距離を縮めすぎると嫌がる人もいるのでそういった方にはきちんとした敬語を使いましょう!

馬鹿なフリして偉い人に話しかけろ!

大きな会社になるほどいわゆる偉い人と話をする機会が少なくなります。ベンチャー企業などであれば社長と直接話ができるでしょう。ただ大企業になると社長を見たことないなんて人もいます。

ですが実は偉い人はウェルカムでも現場の社員が遠慮してしまっていることも

ただ新入社員はそのへんの空気がよくわかりません。というより“わからないふり”ができるんです。それを利用してガンガン話かけちゃいましょう!

若い人と話ができて喜んでくれる人もいます。こちらも現場の人からは聞けないような貴重な話を聞くことができるかもしれません。

大企業の場合、現場で活躍した社員が偉い人になっていることが一般的です。つまり偉い人はスタープレーヤーだったのです。偉い人のアドバイスは絶対にあなたのためになります。

僕も当時は馬鹿なふりして支店で最も偉い支店長に話しかけまくってましたw

できることを一生懸命やれ!

これは当たり前といえば当たり前ですが、できることを一生懸命やりましょう。特に新入社員の間はどうしてもできる仕事が少ないです。

だからこそできることを全力でやります。そうすることで新しい仕事を任されるようになります。

僕は新入社員の頃、Excelでの在庫管理を任されていました。別の人が管理しているときはミスが多かったということでフォーマットと在庫の確認方法を変えることでミスがなくなりました。

それを評価されて正確さが必要な仕事を任されるようになったのです。
※当時はExcelが全く使えず、電卓を使って計算して記入していたというのは内緒ですw

できることを一生懸命やることはどの会社に行っても役立ったことです。僕は3社経験していますが、全て別の職種でした。

任されたことをやっていくうちにできる仕事、新しい仕事が増えていったのを覚えています。

頭を使って考えて自分の意見を持て!

担当も増えてきたタイミングで上司に「〇〇なんですけど、どうしたらいいですか?」と聞いたところ「お前が担当なんだから自分で考えろ!」と怒られたのを覚えています。これは相談ではなく、丸投げだと。

この言葉は今でも鮮明に覚えています。このときの僕は「知らないんだから教えてくれよ」という気持ちがあったと思います。ただお客さんにとってはそんなの関係ないし、担当は僕なんです。

上司に言われた通りに実行するだけなら上司が担当した方がいいし、僕の存在価値はほとんどありません。

上司は担当ではないんです。だから担当者が意見を持って上司に相談する。そして助言をもらうというのが正しい方法なんだと感じました。

結構、これはやってしまっている方が多いのではないでしょうか?僕も気を抜くとやってしまうことがあります。

頭を使って仕事をするというのは今でも最も大事にしていることです!

本当に当時の上司には感謝しかありません!
※当時はめっちゃ怖かったですがw

【番外編】共通の敵をつくれ!

これはよく言われるテクニックではあるんですが、共通の敵をつくることで結束力が生まれます。

お客さんと共通の敵をつくることで距離が縮まり、仕事が円滑に進むことが多くあります。競合他社なのか、その人の上司なのか、いろいろなパターンが考えられます。

ただしやり方を間違えると嫌な気持ちになる人もいますので、このテクニックをつかう際はご注意を!

最後に

今回の内容はいかがだったでしょうか?

他にもたくさんありましたが、印象に残っている部分を紹介させてもらいました!

どれも今に活きてるなーと改めて感じましたし、間違いなく僕のビジネスの基礎は新卒で入社した会社から得たものです。

転職をして別の会社に入る人も多くいますが、間違いなく"最初の会社”の影響は大きいです。

なのでこれから就職活動をする方はなんとなくではなく、自分が納得できる企業を見つけましょう(偉そうなことを言っていますが、僕は商社で検索して上からすべてエントリーして初めに内定が出た会社に入社しましたw特に商材に興味があったわけでもありません。。。)

たまたま最近キャリアについて聞かれることが多かったので改めて振り返ってみました!僕の経験ならいくらでもお話しますので興味のある方はご連絡ください!

また気が向いたタイミングでNoteを更新しますので次回をお楽しみに!

それでは!!

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