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「初めての人生の歩き方――毎晩彼女にラブレターを」(有原ときみとぼくの日記) 第261話:ステイホームの休日。

「一切は、不定だ。不定で在り方は、一定だ」中原中也


 日々の睡眠不足のせいか今朝は遅くまで布団の中で眠りこけていたから、目が覚めると娘も彼女もとっくの前に布団から出ていた後で、なんだか取り残された気分になってもぞもぞと起き出したんだけど、みんながすでに起きているのに後からアホみたいな顔して「おはよー」というのがどうにも照れくさくて、でもいつも挨拶はしっかりしよう! と自分が一番言っているから仕方なくぼさぼさの頭で「おはよーう」と間抜けた声で朝を迎えました土曜日。

 寝ぼけた頭でふらふらとトイレなんかに言っているときに娘が郵便受けからぼく宛ての封筒を持ってきてくれた。
 なんだろうと思いながら宛名を見ると「有原悠二」になっている。これはぼくのペンネームだからその瞬間にあっ! と思った。なにかが入選とかしたんじゃないの? って。
 急いで封筒を開けると中からは「詩と思想」の冊子と簡単な送付状が。あんたの作品が入選したから冊子をお送りするよおめでとさん的なことが書かれてあった。

 いやちょっと待ってめっちゃ嬉しい。

 ただ寝すぎた寝起きの頭にはちょっと刺激が強すぎたのかぼくは嬉しいはずなのにその嬉しさを全身で表現することができなかった。
 だからとりあえず嬉しい! と叫んでおきました。後、彼女と娘にすごく自慢して親にもラインを送ってあとSNSで報告をかねた自慢をしておきました。

 やふーっ!

 そして今夜はコブクロのオンラインライブ。
 彼女が大ファンだから、それに向けての準備をする。パソコンをテレビに繋げて更にそれをコンポにもつなげてまるでここはライブ会場ばりの環境に仕上げて、そんでもって本番は「これ大丈夫かきんじょから 苦情くるんちゃうんかなまだ引っ越したばかりなのに」というぼくの心配をよそにライブに没頭する彼女。

 かわいいからオッケー。

 ちなみにぼくたちは彼女はもちろん娘もぼくも会員になっているからできたことで、しかもマンションで防音もまあまあばっちりだし、彼女は「以前の環境だったら絶対に見させてもくれなかったよ」と嬉しそうに言うし、なんていうのか、ぼくはとても幸せなんです。

 幸せはなるものなんすね。

 そして今夜はInstagramで宣言したとおりにバルコニーのハンモックで眠ろうと思っていて、それというのはせっかく買ったから一晩ぐらいは眠ってみたいのとぼちぼち冬になっちゃうから今がぎりぎりだと思って今夜することにしたんです。

 ハンモックの上でどんな夢を見るのでしょうか。いや、ほんと。果たして眠れるのか。どうなんだろう。

 風邪ひくなよ、俺。
 夜はまだまだ長いんだから。

ライブ見れてよかった!

ありがとう。

きみの楽しそうな顔を見るのが好きなんだ。

愛してるよ。

ディーンフジオカに似ているらしいぼくより。

初めての人生は地図もマニュアルもないけど、

それを補うものはそこら辺に転がっている。

それは気がつくかどうかだけの問題で、

みんなだって絶対にそこらへんに転がっていると思うんだ。

だから人生はときに苦しくて、

辛くて、

悲しいことが起こるんだ。

今日もありがとう。

今年も、残り90日。

またね。

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