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『贈与』という鍵1つで世界を『謎解き』する本
おはようございます。
6:00起きルーティンのゆういちです。
本日のアウトプット、いきましょ~
世界は贈与でできている
「本は読み飛ばせ」とよく言うわたしが
一言一句読んでしまった本を紹介します。
『世界は贈与でできている』
まるで世界の謎解きでした。
作中では『贈与』をこう定義しています。
僕らが必要としているにもかかわらずお金で買うことのできないものおよびをその移動を「贈与」と呼ぶことにします。
この本を読むと、
ものごとを『贈与』という視点でも
捉えられるようになります。
「贈与の原理」を知ることで、
僕らは世界の成り立ちを理解し、
大切な人たちと出会い直すことができる―――。
『贈与』という鍵一つで、
世界が紐解かれていく。
これが「世界の謎解き」と感じた理由です。
『贈与』で紐解くテルマエロマエ
おもしろいのは、紐解かれる謎に
わたしたちになじみ深い文化や作品が
含まれていることです。
・ 鶴の恩返し
・ サンタクロース
・ テルマエロマエ
・ SF小説
・ 周期表
・ 年賀状
これらも『贈与』という鍵によって
紐解かれます。
「なんでテルマエロマエ?!」
「周期表と贈与ってどういうこと?!」
そう思った方、読んでみてください。
さらに、紐解かれるだけでなく
それらすべてが一つながりとなって、
最後の結論に導かれていきます。
ちなみに表紙には、他の
キーワードも列挙されています。
一見、脈絡のないキーワードの羅列。
ラッパーのR指定さんなら、
即興の韻でつなぐことでしょう。
しかしこの本では、論理でつながります。
つまりこの壮大な謎解きは、
著者の丁寧な理論の積み上げによって
成立します。
だからこそ、この本は
一言一句読む価値がありました。
「今まで読んだ本で、"面白かった"本は何?」と聞かれたら、この本を挙げると思います。
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『贈与』という切り口で、
今の世の中を見てみることは
『生きがい』や『仕事のやりがい』に
気付く手助けにもなります。
ぜひ読んでみてほしいです。
今日も素敵な一日になりますように。
へばね~!
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