メーデーの新橋おやじビルナイト・イン・パリ
メーデーの夜、パリの片隅からボンソワー。
本日5月1日、フランスではmuguet(すずらん)の日。
この日については去年書いたこの記事をご参照のこと。早い、早すぎるぞ1年・・・。
朝ダラダラしまくっていたけれども、外に連れ出せとせがむ俺。ダラダラな飼い主ですまんな。
ということで近所のマルシェに出向いたら、たくさんのすずらん露店が出ていて今日が5月1日だということに気付いた。曜日感覚も日付感覚もなさすぎ説。
相変わらず出だしが遅いので、マルシェから戻ったらすでに正午過ぎ。スーパー楽しかったイースターソロ花見に続いて、お弁当持ってヴェルサイユあたりまで出向いてソロピクニックでもしようかなーと思っていたのだが、準備ゼロなうえに積もりつつある家事が待ち受けている。
でも太陽は浴びておきたい!ってことで、ささっと適当に済ませ、近所の公園まで出向く。
近所のアンドレ=シトロエン公園(気球公園)着。
思ったほど人がいなくて快適。
まともなお弁当をつくる時間も気力もなかったので、お米だけ炊いて、私の好きなふりかけベスト3には多分食い込むであろう梅ひじきを混ぜておにぎりにして持ってきた。外で食べる米は実にうまい。
この後しばしぼーっとして、帰宅。
今朝マルシェで無性に食べたくなって仕入れたブツで、今宵は新橋おやじビル風おひとりさま酒処とまいりましょうか。
さて、本日の主役は・・・
てってれー!
タコである。立派なタコ足、約900g。
最愛軟体生物イカのことは常に考えているのだけど、たまには類似軟体タコも食べたくなる。とりあえず茶葉と共に、煮よう。
タコを茹でていると温泉につかりたくなるのは定番♨️
ご立派な足がトータル4本。これを使ってタコ祭といこう。
さて、本日はタコ以外にも葉っぱをいくつか仕入れた。まずはこちら、深酒友Aちゃんに教えてもらったjeune ail。若にんにく的な?
ailletというらしく、5月〜7月くらいに出回るものらしい。
ネギと同じ要領で調理すればOK。でもニンニク風味。葉っぱの部分はよりマイルドで、生でもOK。これはにんにくラヴァーにはもってこいである。
昨日作ったブロッコリー茎のザーサイ風がとてもイケてたので、それを真似っこ。オリーブオイル(ごま油ないから・・・)・鶏ガラスープ・ラー油・しょうゆ・胡椒を混ぜたところに刻んだ若ニンニク、茹で蛸スライスを加えて和えて、冷蔵庫に入れて馴染ませる。
糸唐辛子をのせて完成。やみつきタコと名付けよう。
同じ生産者のところでMIZUNA(水菜)も売っているので買おうとしたらば売り切れ。いつも売り切れてるんだけど、人気なのかな?
SHUNGIKU(春菊)も見つけたので、代わりに購入。
うおおおおなつかしの味・・・実家の畑でも父が育てていたな春菊。
春菊とタコって合うよね?タコ加えて適当に調味してサラダに。
中華風にしても絶対美味しいけど、ここはシンプルにオリーブオイルと塩胡椒レモンにて箸休め風に。
おやじビル的には揚げ物って定番よね?
タコ唐!タコ唐!!
まじで忘れそうになっていたけれども、鍋に眠っているものがある。
昨日作っていた牛バラとカブの煮込み。
一晩眠っていたから味はしみっしみなはず。
和がらしと一緒にどうぞ。カブはとろけるし、牛バラも柔らかくて、美味しいよ。
ってなことで、全貌。
ここはパリの新橋おやじビルである。しかもひとり酒。
あーモウ最高。ビールが進みますなこれは。
背中チャックを開かずとも最近はオヤジが飛び出ているのが私ことユイじょり(アラフォー女)である。
締めはもちろん炭水化物。タコ茶漬け!
最後までとにかく新橋。
なんでもかんでもひとり(+俺)はラクだし楽しいけど、ボロ雑巾化した仕事帰りにおやじビルで乾杯してた頃も楽しかったなあと思い出すメーデーの深夜。
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