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バスク・ピぺラードのパートブリックおくるみ

早いもので、今年も師走がやってきましたね。

本年初の生牡蠣を剥いたら、あれ?なんか赤い液がポタポタ。気づいたら右手の人差し指の先が知らぬうちに何故か切れてまして、あーあまたやっちまった・・・。

人差し指をやってしまうと生活全般がめちゃくちゃ不便になることを痛感した今週。料理もあまりできなかったけれど、ようやく木曜に傷も癒えてきた。

リハビリに作ろうと思ったのが、もう何度も書いている我が家のテッパンな定番、バスク・ピぺラード


まずはラードン(ベーコンみたいなやつ)をオリーブオイルで炒める。

玉ねぎとにんにくを加えてさらに炒めたら、

パプリカ(今日は黄色とオレンジ)を、今日は細かく切って投入。

トマトピューレを加えたら、ピモン・デスペレット(バスク唐辛子)をたっぷりと。

ああこれがなくなる前にバスクにいきたい

水分を極力飛ばしたいので、しっかり煮込む。

その傍らで、付け合わせの芋を。オーブン焼き用のじゃがいもしかなかったので、茹でたのちオリーブオイルを絡めて にんにくとともにオーブンインしておいた。

こういうシンプルなのがなんだかんだで一番おいしい


さて仕上げ。
いつもはソースっぽい扱いで肉や魚と合わせるか、卵を割り入れてオーブン焼きにするか。

冷蔵庫をのぞけば、使いかけのパート・ブリックが数枚残っている。これもなんとか使えないものか・・・

ジャスト思いつきで、今日はこのブリック生地でおくるみしてみることにした。ブリュレ用の皿の上に生地を敷いて、シュレッドチーズをオン。

くるんで上でまとめて、糸で縛る。水分は割と飛ばしたけど、絶対もれるなと思っていたら、案の定。お皿の上で作っておいてよかった。

こちらは卵なしのOtto氏用

もうひとつはちょっと違う感じで、中身がみえるように両端をハーフおくるみ。

チーズの上にさらに卵をオン。

こちらは卵だいすき私用

2皿分できたら、生地にハケで軽くオイルを塗り塗りして、オーブンに入れる。

が、思ったよりすぐ生地がこんがり色づいてしまい・・・卵がまったく生なので、必殺バーナーで白身をあぶる。

Otto氏を召喚して氏のバーナーであぶってもらうの図


はい、こちら完全おくるみのOtto氏用ピペラード。だいぶ海っぽくなってしまったけど、そこはまあご愛嬌。

こちら私用。バーナーで炙ったくせに結局白身が生(笑)

でも、とても美味しい!!このパリッパリの生地をリアルにとろーり卵と日ぺラードにディップしていただくのがよい。

このリボン部分がたまらないねえ。


やっぱり皮は水分は弱いんだなと反省しつつ、とてもおいしかったので我ながらよいアイデアだったなと自画自賛。

さて、次回は何をおくるみしようかしら。


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