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鶏と過ごした2週間

最近、まるで修行僧のような生活を送っている。

念を唱えているわけではない。ただ日中わりと頭を使っているので、夜キッチンドランクして簡単なごはんを作って食べたら割とクタクタ、各種SNS、noteまでたどりつかないってのが実際のところで。普通に外でフルタイム働いて主婦ごはん作ってnoteしてっていう府中の方とか本当尊敬してやまない。

さて、いい加減カメラロールに貯まった2週間分のごはんをまとめて・・・と思って(*人様にお見せできるものを)まとめてみたら8割型鶏だった。

*人様にお見せできないのは、素ラーメンとかタッパーの冷凍ごはんにぬか漬けとかそんな感じなので察していただけると。

今日はそのなかから抜粋して、鶏および鶏のエキス入り料理をお届けしようと思う。


始まりは、2本の骨付きモモから

先々週のはじめこと。

骨付きモモを2本仕入れて骨から外すことから話は始まる。骨外しも回数を重ねてだいぶ慣れてきたな。

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「私、失敗しないので👩‍⚕️(ただ言いたいだけ)」


骨部分はもちろん捨てずにとっておく。可食部は大2小2の割合で切り分けて、大2はラップして冷凍庫へ。


鶏チャーハン

この日は軽く済ませたい感じだったので、鶏モモ可食部(小2)部分を使って適当にチャーハンを作ることにした。一口大に切った鶏モモに軽く塩胡椒して酒でモミモミ。

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米も新米はもったいないので、バスマティライスを使用。具はシンプルにねぎと卵とゴマ。味は味覇ベースで適当に。

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ぬか漬けとともにいただきます。

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まあ、まずくなるわけがないってことで。シンプル・イズ・ベスト。


恒例のスープをとる

鶏の骨部分と生姜、にんにく、ねぎでスープをとる。夜中までひたすら3時間くらい。

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まるで遠足の前日か?ってくらい翌日の鶏メニューに心躍らせる。鶏の匂いにつつまれながら就寝。


翌日、俺との恒例朝活を終えたところで、お楽しみの朝ごはんといこう。

まずはスープを分離。

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鶏と卵とねぎの雑炊

適量とったスウプを温めて、冷凍庫で発見した鶏むねのかけらを投入。火が通ったら、冷凍ごはんを加えてぐつぐつと。最後に卵とねぎとゴマを振って完成。

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アラフォーの朝にはこういうのがよい。

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今書いてて気づいたんだけど、昨晩と味付けが変わっただけで構成要素ほぼ一緒じゃないか・・・?


まだまだ続きますよ、お昼!

活躍いただくのは餃子たんに教えてもらって以来常備している、サリラーメン。

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前回は塩系のスープにしたので、今日はしょうゆ系で。

ゆでたまごとねぎと海苔をのせた鶏しょうゆラーメンができた。

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これに胡椒をごりごりしていただくのがよい。

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捨てるところで作ったスープに適当調味料、サリラー(1ユーロ)、卵、ねぎ、海苔とどんなに高く見積もっても5ユーロ以下でこれだけできてしまうからな。。


この日の夜はミクニレシピで豚をはさみまして、翌日。


はるさめスープ

ラーメンスープを多めにつくっていたので、カボチャマンと早朝散歩したのち、はるさめを投入してみることにした。

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恒例の溶き卵を回し入れて、ネギとごまをかけて完成。これも朝の胃にいいんだわあ。

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・・・

炭水化物、卵、ねぎ、ゴマの組み合わせ好きすぎないか?私・・・


鶏のソテー、トマトソース

夜、冷凍していたモモ肉(大2)が満を持して登場。今日はトマトソースと合わせることにする。

まずはトマトソース。にんにくと玉ねぎとセロリを炒めたら白ワインを振りかけて、トマトピューレとハーブとコンソメを入れてひたすら煮込む。

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解凍した鶏肉。塩胡椒をして軽く粉をはたいてカリッと焼いていく。皮嫌いなOtto氏の分は皮を剥いで差し上げた。

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しっかり火を通したら、仕上げに賞味期限が切れそうなモツァレラがあったので、のせちゃえ。

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肉を取り出した後、鶏肉の旨みたっぷりー!なジュを、トマトソースに追加。味に深みがでたぞ。

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ソースを下にしきまして、鶏モッツァレラをのせて黒胡椒をゴリゴリしたら鶏ソテー・トマトソースの完成。

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賑やかしはバジルにて。イタリアンな感じの色合いが食欲をそそるぅ!

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イタリアとかスペインの国旗って、国旗みてるだけでお腹すいてくる色合いだよなあ。ここだけの話、ソースが美味しいとOtto氏がお皿舐めてた(笑)


最後のヒトおし、トマトソースで2品

金曜の夜、余った鶏エキストマトソースで、モツァレラとオリーブを最後に足してパスタにした。

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Otto氏はショートパスタ派なので、白身魚フライと合わせて上からソースをどーん。

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鶏生活、第2章

虎舞竜かよ。ってのはさておき。

ようやく鶏もも2本の隅々まで食べ終えた翌々日、あらたに投入されたのはさらにバージョンアップして、丸鶏。

このハロウィン散歩中にOtto氏が買ってくれた、例のご立派な美味丸鶏である。


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そのままもも肉、胸肉と食べること2食。

そろそろアレンジするかという気になってきたので、煮込み料理に使うことに。

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なんのことはない、ただのカレーです。サラダチキンのごとく上にも散らしたチキン身の強いカレー。

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ちなみにじゃがいもっぽくうつっているのはロマネスコの茎部分。あまりものにもほどがある・・・?食べられるし美味しいからよいのだ。


結構な量ができたので、翌日は生クリームを足してカレーシチューっぽくしてみた。これとバゲットで十分である。

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そうそう、丸鶏の骨も大事に保存。今回はたまねぎ、ねぎ、にんじん、セロリで洋風ブイヨンをとることにした。

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冷蔵庫の野菜を使い切らなくてはならないので、今回はこのブイヨンを丸ごと野菜スープにしてしまおう。母が昔よく作ってくれたトマトスープのトマトメインじゃない版。具はたまねぎ、セロリ、ポワロー、トマト、などなど。洋風のスープにはセロリを効かせるのが好み。

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仕上げにモツァレラをちぎっていれてパセリを散らしたら完成。

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鶏と野菜のうまみってやつ?胃に染み渡るおいしさ。Otto氏はふだんポタージュ系しか食べないからイヤイヤな反応を最初見せたが、ひとくち食べて開眼した模様。食わず嫌いはいけませんね。


オム系創作料理

野菜と卵とチーズを全て使い切るというミッション遂行のため、全部をうまいこと掛け合わせてみることにした。

野菜(たまねぎ、パプリカ、バジル)と肉(めぼしいものがなかったのでサラミのはしっこ)を細かく切って炒めたら、オムの中にどーんとのせる。

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そこにモッツァをのせまして黒胡椒。

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折り畳んで、完成。これはOtto氏用のなので火を通しすぎて若干こげた。

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ここに、お決まりのトマトソースをたっぷりかける。いやいやたっぷりすぎだろう。

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モツァレラがびよ〜〜ん!いい感じに掛け合わせられて満足。

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ふぅ。骨の髄までしゃぶりつくすとはまさにこのこと。鶏の身の良質タンパク質、きっとどこかの筋肉になってくれているはず・・・え?運動してないから贅肉??



最近の俺

その1。朝、冷え込んできたのでダウンとマフラーを出しました。

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街中で「シックね〜」と褒められるコーデ。


その2。空飛ぶ俺。

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影がいい感じなのであーる。




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